映画『ヌレエフ:伝説と遺産』が2⽉10⽇(⾦)よりアップリンク吉祥寺・京都にて2週間限定公開、また2⽉24⽇(⾦)よりDICE+にて配信開始。このたび、元ロイヤル・バレエ団のプリンシパルで芸術監督を務めるネヘミア・キッシュのコメント動画が到着した。

「バレエにおけるヌレエフの功績をたたえて、ゆかりの作品をプログラムに選びました」

1961年6月、圧政に反発しソビエト連邦から亡命、世界中の観客にバレエを普及させ、史上最高のバレエダンサーとして知られるルドルフ・ヌレエフ。本作は2022年9月ロンドンの「シアター・ロイヤル・ドルリー・レーン」で行われた“ヌレエフ・ガラ(特別公演)”の模様を収めたもの。

「シアター・ロイヤル・ドルリー・レーン王⽴劇場」はルドルフ・ヌレエフがソビエト連邦から亡命し、ロンドンでデビューをはたした最初の劇場。上映される映画の冒頭では、元ロイヤル・バレエ団のディレクターで、⾃⾝もヌレエフと何度もコンビを組んでいるモニカ・メイソン⼥史と、ヌレエフのロシアから⻄欧への亡命の物語を描いた映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』を監督したレイフ・ファインズが司会と紹介を務める。

“ヌレエフ・ガラ” は、元ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、ネヘミア・キッシュが芸術監督を務め、ロイヤル・バレエ団からは、ナタリア・オシポワ、アリーナ・コジョカル、フランチェスカ・ヘイワード、ヴァディム・ムンタギロフ、ヤスミン・ナグディ、ウィリアム・ブレイスウェル、崔由姫、五⼗嵐⼤地が出演。

他にもベルリン・ナショナル・バレエ団のヤーナ・サレンコ、ノルウェー・ナショナル・バレエ団のザンダー・パリッシュ、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団のフランチェスコ・ガブリエレ・フローラ、映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』でヌレエフを演じたオレグ・イヴェンコなど20⼈のダンサーが出演する。

このたび解禁されたのは“ヌレエフ・ガラ”の芸術監督を務めたネヘミア・キッシュのコメント動画。「私たちはヌレエフ財団と共に、バレエにおけるヌレエフの功績をたたえて、ゆかりの作品をプログラムに選びました」と語り、公演の見どころについては「ヌレエフの振り付けによる『ローレンシア』のパ・ド・シスでナタリア・オシポワとマルセリーノ・サンベらが演じます。衣装デザイナーのナタリア・スチュワートが当時の『ローレンシア』の衣装を調査してくれてたんです。今回の再演はナタリア・オシポワと他のダンサーの共演が楽しみです。彼女はこのバレエを熟知し、スタイルをよく理解してます。ヌレエフの振り付けによる彼女の舞台は、興味深く極めて特別なものになると思います」と解説している。

作品情報

ヌレエフ:伝説と遺産

公開映画館
2023年2月10日よりアップリンク吉祥寺・京都にて公開
https://www.uplink.co.jp

配信プラットフォーム
2023年2月24日よりDICE+にて配信
https://diceplus.online

2022年/イギリス/113分/DCP/1.7:1/ステレオ

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