全世界で一大旋風を巻き起こしている大ヒット作『RRR』のS.S.ラージャマウリ監督と主演NTR Jr.が2007年にタッグを組んだファンタジーアクション『ヤマドンガ』が映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」にて日本初独占配信中。このたび本編冒頭映像が解禁された。

本作は全世界で大ヒット中の『RRR』(2022)や『バーフバリ』2部作(2015、2017)【JAIHOで常時配信中】のS.S.ラージャマウリ監督が、『RRR』のNTR Jr.を主演に迎え2007年に発表した6作品目の監督作。原案・共同脚本はラージャマウリの父で『RRR』や『バーフバリ』2部作、『マガディーラ 勇者転生』(2009)【JAIHOで常時配信中】でもタッグを組み、『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(2015)や『マニカルニカ ジャーンシーの女王』(2019)などの大ヒット作も手掛けるK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード。
S.S.ラージャマウリ監督節全開の本作はドラマティックな展開と想像を超えたアクションで、全編「愛の力」がみなぎるエンタメ大作。ケチな泥棒・ラジャ(NTR Jr.)が閻魔大王への悪態をついたことをきっかけに、閻魔大王が激怒。地獄に落とされたラジャが、持ち前の話術と死んだ祖父の助力でなんと地獄の民の人気を獲得し、閻魔から地獄の王の座を奪った揚げ句、更には地上に帰還。そして、ラジャがあるきっかけで出会った不遇の女性と愛し合い、彼女をその境遇から救おうと決意するも、ラジャへの復讐に燃える閻魔が地上に降り立ち彼らの仲を引き裂こうと画策するー。
このたび解禁された冒頭映像は、NTR Jr.演じる泥棒ラジャが、盗んだ金銀財宝を別の泥棒グループに横取りされそうになり、街中での喧嘩が勃発するシーン。ブルース・リー作品など往年の香港映画に影響を受けたといわれるラージャマウリ監督ならではの素早い肉弾戦、建物や壁を駆けあがり飛び降りるアクションが必見の映像となっている。
特に注目すべきポイントは最後、ラジャが虎のように獲物(泥棒)を追いかけるシーン。現在大ヒット中の映画『RRR』でもNTR Jr.演じるビームが、森の中で虎と戦い、見事制する名シーンがあり「『RRR』は実はここからすでに始まっていた⁉」と一部ファンの間でも囁かれているシーンとなっている。
なお、本作の音楽担当は、先日発表された第95回米アカデミー賞で最優秀歌曲賞を受賞した『RRR』のM.M.キーラヴァーニ。陽気でワクワクするメロディで映画を盛り上げている。
『ヤマドンガ』は5月15日(月)まで「JAIHO」にて配信中。
ヤマドンガ
2023年3月17日(金)より配信 ※5/15(月)まで
STORY
ケチな泥棒ラジャは、貸金業を営む若い女性ダナラクシュミから借金をしながら、相棒のサクティと共に窃盗で身を立てる日々。ある日、富豪から高報酬の仕事を引き受けたラジャは、任務の途中で悪漢に追われる女性マヒを助ける。ラジャは気付いていないが、実はマヒは2年前にラジャが命を救った少女だった。マヒは幼いころに両親を亡くし、財産を狙う親族から虐げられていた。一方、ラジャの依頼主が報酬を支払う直前に死んでしまい、ラジャは閻魔大王(ヤマ・ダルマラージャ)を恨み悪態をつく。それを聞いた閻魔は怒り、ラジャを死なせて地獄に呼び寄せてしまう。だが、ラジャは持ち前の話術と死んだ祖父の助力で地獄の民の人気を得て、閻魔から地獄の王の座を奪った揚げ句、地上に戻る。マヒと再会したラジャは彼女を愛し、親族から救うことを決意する。しかし、復讐に燃える閻魔が地上に降り立ち、ダナラクシュミに扮装してラジャを誘惑し、2人の仲を裂こうとする…。
日本初公開作品<プレミア>
原題:YAMADONGA
監督:S.S.ラージャマウリ
出演:NTR Jr.(エヌティーアールジュニア)、モーハン・バーブ、プリヤーマニ
2007年/インド/178分/音声:テルグ語/字幕:日本語