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A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作、映画『ザ・ホエール』(公開中)の日本公開を祝して、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーが15年ぶりに緊急来日を果たし、4月7日(金)に初日舞台挨拶を行った。

ミシェル・ヨーさんとはいい友達だし、様々な授賞式などでともに歩めたことをとても誇りに思う」

本作は、『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキーとA24が贈る、異色の室内劇にしてヒューマンドラマ。恋人を亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避をするように過食を繰り返し、272キロの巨体となったチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。歩行器なしでは移動もままならず、病状の悪化で自身の死期が近いと悟った彼が、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする人生最期の5日間を描く。本年度・第95回アカデミー賞では主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門で受賞を果たした。

『ザ・ホエール』

遂に日本での公開初日を迎えたこの夜、オスカー俳優となったブレンダンの舞台挨拶付き上映ということで、満席の会場で観客たちの期待が高まる中、ついにブレンダン・フレイザーが笑顔で登場。万雷の拍手の中、「コンバンハ、トウキョウ!」と呼びかけ、場内の観客ひとりひとりの顔を見るようにゆっくりと舞台の中央へ。

「『ハムナプトラ3』以来、15年振りにまた日本へ来られたことを本当にうれしく思います。運が良ければまた1本作れるかな(笑)」と一言。このたび、本作でブレンダン演じるオンライン授業の講師でもあるチャーリーの役どころにちなみ、劇中のオンライン授業を模し、一般抽選で募られたZoom参加者もスクリーンに投影され、会場と日本全国の“インターネットフレンズ”、双方の観客とともに舞台挨拶がスタート。

観客との交流に重きが置かれ、Zoom参加者より寄せられたブレンダンへの質問をひとつずつ投げかけることに。スクリーンへ映し出された参加者へ向け「ありがとうございます。Zoomの皆さん、パンツとか洋服…ちゃんと着けていますか?(笑)」とおどけてみせ和やかな雰囲気に。

——15年ぶりの来日ですが、前回は『ハムナプトラ3』のPR来日でミシェル・ ヨーさんと来日されていましたね? 久しぶりの日本で行ってみたい場所や、食べたいものはありますか?

桜が散ってしまって悲しい思いではありましたが、少し見ることができてうれしかった。とても美しかったです。今回は京都や大阪に行きたいと思っています。美味しいラーメン屋などだれかご存知であれば教えてほしいな。あと、カメラ屋さんに行ってカメラを買いましたよ。ミシェル・ヨーさんとはこの6カ月間、様々な授賞式などで沢山会う機会がありました。いい友達だし、ミシェルとともに歩めたことをとても誇りに思うし、うれしく思います。

——特殊メイクでの撮影でしたが印象的だったことを教えてください。どんなところが特に大変でしたか? また逆に、面白かったこと、楽しかったことはありますか?

この映画は努力をしてやっと手に入れる“希望や贖罪”の物語です。愛に対して決して諦めないことを描いています。自分を傷つけるように過食をし、疎遠になってしまった家族がいる。私が演じたチャーリーは、外見では分からないもっと沢山のものを持っているキャラクターです。今回そんなチャーリーを作り上げるためには、特殊メイクが必要でした。私はその過程にも興味があって撮影はとても面白かったです。そして特殊メイクをしてくれたエイドリアン・モロットも共にメイクアップ&ヘアスタイリング賞でオスカーを受賞しました。デジタルでの表現ではなく、身体的な表現が今回は必要で物理的な重力の法則に則った作りをしています。チャーリーと出会うことで観客の皆さんはきっと彼が好きになると思います、僕がそうであったようにね。

——共演の俳優さん達の素晴らしさについて繰り返し話されていたことが印象的でした。共演者の方々との印象に残っているエピソードを教えて頂けますか?

コロナ禍で制作した作品でした。再び人と集まり、楽しめるという事は本当に素晴らしい。これは忘れてはいけない事だと思いました。この映画には、「5人の共演者が演じるキャラクター」という秘密の材料があるんです。皆がそれぞれ慎重に、お互いの事を思いやりながら作りました。それがこの作品を特別なものにしていて、その思いがスクリーン越しに溢れています。2020年から22年に作られた他の作品にも、きっとそういうものがあると思います。

本作は映画ではめずらしく、監督のダーレン・アロノフスキーの発案により本番前に3週間のリハーサル期間を設けられ、その期間に共演者同士のより親密な交流、絆が生まれたという。「じつはホン・チャウは撮影の前に出産したばかりでした。彼女が赤ちゃんの面倒を見られるように、皆で時間をとれるように思いやりをもっていました。セイディー・シンクは…ワォ!です。本当にすばらしい才能の持ち主で、32年キャリアがある私からみても驚異的。怒りを表現するキャラクターですが、観客の皆さんに忘れないでほしいのは、彼女は心に痛みを抱えている若い女の子ということです。彼女が大好きなんです。タイ(・シンプキンス)は、この作品で何かを成し遂げ成長していくのを見届けられたような気がします。それはとても素敵なことでした。偉大なるサマンサ(・モートン)は、映画の中では私の元妻役です。素敵な共演、楽しかっただけに(劇中で)夫婦関係が上手くいかなかったことを少し残念に思う自分がいます(笑)」

——大好きな作品が『ハムナプトラ』です、もう一度アクション映画に出演する機会はありますか?

「今回アカデミー賞をいただいたのでユニバーサルの方(『ハムナプトラ』制作)がまた僕をキャスティングしてくれることをみなさんも祈ってください!(笑)」

最後に、目の前の観客、Zoom 参加者へ向けてブレンダンは「今日は、足を運んで下さって心の底から感謝しています。ファンの皆さんの事を心から愛しています。私がこうしていられるのも皆さんのおかげだから」と、言葉ひとつひとつゆっくりと感謝と万感の思いを伝えた。寄せられた質問に対して時にユーモアを交えながらも真摯に答えるブレンダンへ沢山の拍手が送られ、舞台挨拶は終了した。

『ザ・ホエール』はTOHO シネマズ シャンテほか全国公開中。

作品情報

ザ・ホエール
2023年4月7日(金)TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー

STORY
ボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた…。

監督:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』)
原案・脚本:サム・D・ハンター
キャスト:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
【2022 年/アメリカ/英語/117 分/カラー/5.1ch/スタンダード/原題:The Whale/字幕翻訳:松浦美奈】PG12

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