今月7日に69歳の誕生日を迎えた俳優リーアム・ニーソンは、今後もアクション映画の第一線で活躍し続けるようだ。

"Liam Neeson vino a divertirse a El Hormiguero" by ElHormiguero is licensed under CC BY-NC 2.0
リーアム・ニーソンがエージェントと交わすユニークな会話とは?

アカデミー主演男優賞候補となった『シンドラーのリスト』や『スター・ウォーズ』シリーズのクワイ=ガン・ジン役などで知られ、近年は『96時間』などエネルギッシュな作品に次々と出演するリーアム・ニーソン。6月7日に69歳の誕生日を迎えた彼だが、Entertainment Weeklyによると、この年齢になってアクション映画を撮り続けられることを幸運に感じているという。

「私は69歳になったばかりだけど、エージェントと交わす会話は『リーアム、これ読んだ?アクション映画の脚本なんだけど…』『クリス、彼らは僕の年齢を知ってるよね?…OK!知りたいことはそれだけだ。ありがとう』なんだ」

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アクション俳優として名を馳せるきっかけとなった『96時間』は全3作が作られる大ヒットシリーズに。写真はニーソンと2,3作目の監督オリヴィエ・メガトン

『96時間』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』などのヒットにより、50代後半からアクション俳優としてのオファーが途切れないニーソン。メインであることが多いが、体力面での不安はないのだろうか。「どの映画でも主役を演じる場合は、ほぼすべてのシーンに出てくるので責任を感じるよ。35歳のアーノルド・シュワルツェネッガーのようになる必要はないが、スタミナは必要だ。毎日ワークアウトをして適度な健康を保っているよ。体調を整えておくに越したことはないからね」

と頼もしい限りだが、今年の初めにはアクション映画からの引退を計画していることを認め、次のように語っていた。「僕は68歳半、69歳になる今年はあと2、3本やるつもりだ。その後いくつかの作品が準備されていて、それでたぶん終わりだと思う。“ジマーフレーム”にでも乗らない限りはね」

しかし今は、アクション映画を撮り、若い俳優と対戦することに喜びを感じているという。「アクション映画を撮るのは大好きだよ。自分の半分の年齢の男たちを打ち負かすのが好きなんだ。先日撮影を終えたオーストラリアで戦った相手の俳優は、長男と同じ年だったよ」

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長男で俳優のマイケルと。『Made in Itary(原題)』などで親子共演を果たしている

2021年7月16日(金)から日本公開される主演作『ファイナル・プラン』は、伝説の銀行強盗が最後の復讐計画に挑むリベンジ・アクション。さらに編集中の作品も含めると数本が待機中と、ペースダウンする気配はまったくなし。来年70歳となるニーソンは、今後もオファーが続く限りアクション映画に出演し続けたいという。

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