『ミッドサマー』『mid90s』などの注目スタジオ「A24」製作で、『ウィッチ』のロバート・エガース監督最新作となる『ライトハウス』が7月9日(金)に日本での公開初日を迎え、週末には満席回も出る大ヒットスタートを切った。またパンフレットも公開2日目にして異例の増刷が決定した。

劇中に散りばめられた古典怪奇文学や絵画、過去の名作映画へのオマージュへの“謎解き”も話題を呼び、口コミやSNSによって熱狂的ファンを生み出している『ライトハウス』。
公開2日目にはメイン館のTOHOシネマズ シャンテ、渋谷のホワイトシネクイントとも100%のキャパシティで満席回も続出した。
また、本作をより深く読み解くための「キーワード徹底解説」や、アメリカ、スペイン、フランスなど世界各国のwebメデイアでも相次いでニュースが報じられた「伊藤潤二のあらすじ漫画」が掲載されたパンフレットも好評。
先行プレミア上映では満席だった来場者の7割が購入し、本上映が始まった劇場でも売り切れが続出。公開2日目にして異例の増販が決定するなど話題を呼んでいる。
本作は、1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件をベースに、謎めいた孤島にやって来た“2人の灯台守”たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく姿を、恐ろしくも美しい映像で描くスリラー。北米ではA24の配給で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興行収入1,000万ドル以上の大ヒットを記録した。
少しずつ狂気の世界に足を踏み入れていく2人の灯台守を演じるのは最新シリーズの『バットマン』の主演に決定し、2020年に公開し大ヒットしたクリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』で人気が爆発したロバート・パティンソンと、言わずとしれた世界の名優ウィレム・デフォー。実力と人気を兼ね備えた2大スターがW主演を務め、ほぼ全編にわたって二人芝居を繰り広げている。
ライトハウス
2021年7月9日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
<STORY>1890年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから四週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう……。
監督:ロバート・エガース『ウィッチ』 脚本:ロバート・エガース/マックス・エガース
撮影:ジェアリン・ブラシュケ『ウィッチ』 製作:A24
出演:ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』、ロバート・パティンソン『TENETテネット』
2019年/アメリカ/英語/1:1.19/モノクロ/109分/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈 原題:The Lighthouse
提供:トランスフォーマー、Filmarks 配給:トランスフォーマー
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