いま最も勢いのある制作・配給会社「A24」が製作、2020年のアカデミー賞撮影賞ノミネートほか世界中の映画賞を席巻した『ライトハウス』が7月9日(金)公開。このたび、ウィレム・デフォーロバート・パティンソンが飲む! 歌う! 踊り狂う! 狂気のシーン映像が解禁された。

古くから水夫の間に伝わる民謡がいつまでも耳にこびりついて離れない

本作は、1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件をベースに、謎めいた孤島にやって来た“2人の灯台守”たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく姿を、恐ろしくも美しい映像で描くスリラー。北米ではA24の配給で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興行収入1,000万ドル以上の大ヒットを記録した。

少しずつ狂気の世界に足を踏み入れていく2人の灯台守を演じるのは最新シリーズの『バットマン』の主演に決定し、2020年に公開し大ヒットしたクリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』で人気が爆発したロバート・パティンソンと、言わずとしれた世界の名優ウィレム・デフォー。実力と人気を兼ね備えた2大スターがW主演を務め、ほぼ全編にわたって二人芝居を繰り広げている。

映像は浴びるように酒をあおる灯台守トーマス(ウィレム・デフォー)とイーフレイム(ロバート・パティンソン)の姿から始まる。

4週間に渡る灯台守としての任期を終えようやく絶海の孤島から脱出できると思ったのも束の間、吹き荒ぶ嵐のせいで船が島に到着しなかったのだ。

そのことをきっかけに、それまで保たれていた二人の間の絶妙な緊張と距離感が途切れ、気が狂ったように飲み、歌い、踊り狂っていく。

彼らが歌う古くから水夫の間に伝わる民謡「Doodle Let Me Go (Yaller Girls)」がいつまでも耳にこびりついて離れない、彼らが陥るさらなる狂気のドラマを予感させるシーンとなっている。

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作品情報

ライトハウス
2021年7月9日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

<STORY>1890年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから四週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう……。

監督:ロバート・エガース『ウィッチ』 脚本:ロバート・エガース/マックス・エガース 
撮影:ジェアリン・ブラシュケ『ウィッチ』 製作:A24 
出演:ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』、ロバート・パティンソン『TENETテネット』
2019年/アメリカ/英語/1:1.19/モノクロ/109分/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈 原題:The Lighthouse
提供:トランスフォーマー、Filmarks  配給:トランスフォーマー

Ⓒ2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.

公式HP:transformer.co.jp/m/thelighthouse/

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