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9月2日より全国11館で公開され、現在もアップリンク吉祥寺で満席の回が出るなど大きな話題を呼んでいる『デリシュ!』。日本では無名の監督・キャストながら、本作がスマッシュヒットした理由とは?

本作は美食の国フランスを舞台に、世界で初めてレストランを作った料理人が起こした“美味しい革命”を描く爽快な人間ドラマ。1789年、フランス革命前夜。宮廷料理人マンスロン(グレゴリー・ガドゥボワ)は、自慢の創作料理「デリシュ」にジャガイモを使ったことが貴族たちの反感を買い、主人である傲慢な公爵(バンジャマン・ラベルネ)に解任される。失意を抱え、実家に帰った彼のもとに、ある日、料理を学びたいという謎めいた女性ルイーズ(イザベル・カレ)が現れる。彼女の助けと息子の協力を得たマンスロンは料理を作る喜びを再び見出し、世界で初めて一般人のために開かれたレストランを営むことになる。

9月2日より全国11館で公開された『デリシュ!』は公開週のミニシアターランキング(小規模公開作品 週末観客動員数)で初登場 1 位、翌週も 2 位を維持。現在もアップリンク吉祥寺で満席の回が出るなど、ハートウォーミングなストーリーから口コミや SNS での絶賛コメントが相次いでいる。なぜこのノーマークの作品が人々の心を鷲づかみにしたのだろうか。
まず挙げられるのが、「世界で初めてのレストラン誕生」のキャッチだ。レストランは今では誰でも利用する当たり前の存在だが、フランス革命期には美食は貴族の専売特許で、民衆が気軽に食を楽しむ場所はなかった。レストランの始まりは、革命の風に押し流された貴族が領地から逃げお抱えの料理人を置き去りにしたこと、平等思想の提唱によって民衆に広まり、貴族の食卓を豪華に彩っていた料理人の意識改革が進んだこと。平等の名のもとに貴族と大衆という階級の区別を廃し、訪れる者すべてに料理を提供するレストランが誕生したのだ。
現代では当たり前すぎてその起源を知る人が少ない中、人は平等であるべき、という今の人々の考え方と合致した想いから生まれた物語だからこそ、「格差社会」の時代を生きる現代人の共感を呼び、身近なものの知られざる側面に興味を持つに至ったのかもしれない。
そして重要なキーとなるのが「ジャガイモ」である。映画の冒頭、主人公の料理人マンスロンは、貴族の食卓にジャガイモとトリュフを使った創作料理「デリシュ」を提供する。何も知らずに口にした貴族たちは美味しいと絶賛、だが、聖職者が「ジャガイモは豚にたべさせておけ」と罵倒するや一変、その評価はどん底へと落ち、貴族たちに罵倒されてしまう。主人である公爵は体面を保つために彼にクビを宣告する。

「どうしてジャガイモを使っただけでクビにされるの?」と首を傾げた方も多いだろう。当時のフランスでは地面の下で育つジャガイモは家畜のエサとして使用されることが多く、豪華絢爛だけを目的とした貴族の食卓に並ぶにはあまりにも下等な食材であった。ただ、聖職者がジャガイモのことを否定するまでは、周りの貴族たちは大いに満足していたことから、彼らも不自由な階級社会に生きていたということか。いずれにせよフランス革命期を舞台にしたこの“食の映画”は、ジャガイモで始まり、ジャガイモ料理「デリシュ」が革命の象徴となり、物語の核を担う“ジャガイモ映画”と呼んでも良いかもしれない。
世界初の「レストラン」と悪魔の食材「ジャガイモ」。日常生活に欠かせない当たり前の存在であるこの 2 つが、映画を観ることで今まで知らなかったこと、として初めて触れるものに変わる。まさに食の革命が観客自身の中で起こっていたのである。
そして、ジャガイモを使ったことで仕事を失った料理人マンスロンは、弟子となった女性ルイーズや息子が見守る中、やがて料理することの喜びを再発見し、世界初のレストラン開業に向けて大奮闘を続ける。その姿が今を生きる観客に大きな共感を呼んだことは間違いないだろう。
フランス革命前夜、自らの表現を信じた料理人が起こしたもうひとつの“美味しい“革命はどんな展開を迎えるのか? 映画『デリシュ!』は、TOHO シネマズ シャンテほか大ヒット上映中。
デリシュ!
2022年9月2日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
出演:グレゴリー・ガドゥボワ、イザベル・カレ、バンジャマン・ラベルネ、ギヨーム・ドゥ・トンケデック プロデューサー:クリストフ・ロシニョン & フィリップ・ボエファール
監督:エリック・ベナール 脚本:エリック・ベナール、ニコラ・ブークリエフ 撮影:ジャン=マリー・ドルージュ 音楽:クリストフ・ジュリアン
2020/フランス・ベルギー/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/112分 原題:DÉLICIEUX 配給:彩プロ
©︎2020 NORD-OUEST FILMS―SND GROUE M6ーFRANCE 3 CINÉMA―AUVERGNE-RHôNE-ALPES CINÉMA―ALTÉMIS PRODUCTIONS
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