“老夫婦の究極の選択”を描き、2024年トロント国際映画祭プラットフォーム部門にて「作品賞」を受賞した映画『両親が決めたこと』が2026年2月6日(金)より全国順次公開。このたび、草刈民代から絶賛コメントが到着。さらに作品世界を象徴するミュージカルシーンの場面写真が新たに解禁された。

本作が描くのは、人生の最終章において“ある決断”を下した老夫婦と、その選択に揺さぶられながらも向き合わざるを得ない家族の物語。そして今、欧州でも日本でも深刻化する「高齢者の孤独」という社会問題が、物語の根底に静かに横たわっている。
今回解禁となったのは、観る者の記憶に強く残るミュージカルシーンの場面写真。海外メディアからは「『ラ・ラ・ランド』クラス」といった声も上がっているが、ミュージカルパートはあえて“少なめ”に抑えられ、セリフではこぼれ落ちる感情――言葉にできない孤独、揺れる覚悟、愛と恐れの交錯を、身体表現と音楽でそっと浮かび上がらせる。その手法がドラマパートと溶け合い、観客の心に深い余韻を残す。“ドラマとミュージカルの見事な融合”は、トロント国際映画祭作品賞受賞でお墨付き。デュオ安楽死というテーマとともに観客の感情を強く揺さぶった大きな理由のひとつとなった。





そんな本作にコメントを寄せたのは、女優として長年第一線を走り続け、映画『Shall we ダンス?』では社交ダンスに挑み、日本中に鮮烈な印象を残した草刈民代。本作が突きつける“生々しい現実”を、深く鋭く受け止めたコメントを寄せた。
草刈の夫は映画監督・周防正行。SNS等でも伝わる“おしどり夫婦”としての姿が知られるなか、「夫婦で人生を共に歩む」ことの美しさだけではなく“夫婦で最期を迎える”というデュオ安楽死という選択を草刈がどう見つめたのか――。コメントは映画を観終わった後の心に、静かに火を灯してくれる“問い”そのものとなっている。コメント全文は以下のとおり。
草刈民代コメント
究極の選択をした老夫婦。彼らを取り巻く家族たち。
この映画を観ているあいだ、深く、鋭く、現実そのものを突きつけられているような感覚になった。
一見すると突飛に見える言動も、「デュオ安楽死」を選んだ夫婦の切迫した日常の延長線にある。
人間とは、本来、こういう“揺れ”を抱えて生きているものなのだ。
両親の主張、それに翻弄され動揺する子どもたち。それぞれの立場から、誰もが“究極の選択”を迫られていく。
避けられない現実に向き合う人たちの、どうしようもない気持ちに引っ張られ、気づけば私も、当事者の一員になったかのように、深く考えさせられながら物語に引き込まれていた。
まとめ(注目ポイント)
- 映画『両親が決めたこと』2月6日公開2024年トロント国際映画祭でプラットフォーム賞を受賞した話題作が、2026年2月6日(金)より全国順次公開。
- 草刈民代による絶賛コメント夫・周防正行監督とおしどり夫婦で知られる草刈が、作中の「デュオ安楽死」という究極の選択に言及。
- 劇中ミュージカルシーンの新規場面写真が解禁夫婦の孤独や覚悟を身体表現と音楽で描く、ドラマと融合した「控えめ」ながら印象的なミュージカルパート。
両親が決めたこと
2026年2月6日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開
監督:カルロス・マルセット 脚本:カルロス・マルセット、クララ・ロケ、コーラル・クルス 撮影:ガブリエル・サンドル 編集:キアラ・ダイネーゼ 音楽:マリア・アルナル
出演:アンヘラ・モリーナ、アルフレード・カストロ、モニカ・アルミラル・バテット、パトリシア・バルガロ、アルバン・プラド
2024年/スペイン、イタリア、スイス/英語、スペイン語/106分/16:9/原題:Polvo serán/英題:THEY WILL BE DUST
配給・宣伝:百道浜ピクチャーズ
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