A24が現代人を蝕む"ワンオペ問題"に切り込む衝撃作『ワンオペレーション』が9月18日(金)より全国公開中。このたび、長期出張中のため映画の大部分で“電話の向こう”に存在していた、リンダの夫チャールズがついに姿を現す場面写真が解禁された。演じるのは、クリスチャン・スレイター。これまで電話越しの声だけで描かれてきたチャールズが、物語の終盤でついに姿を現し、観客を驚かせる意外な登場を果たしている。

家事、育児、仕事――あらゆるものを一人で背負い、心身ともに限界へと追い詰められていくリンダ。原因不明の病を抱える幼い娘のケアに加え、セラピストとして患者たちの問題にも向き合う彼女の日常には、次から次へと予期せぬ出来事が降りかかる。そんな彼女に追い打ちをかけるように、スマートフォンへ繰り返しかかってくるのが、長期出張中の夫チャールズからの電話だ。
客船の船長を務めるチャールズは、海の上からリンダを心配し、電話越しにあれこれと口を出してくる。リンダが置かれている状況を気にかけながらも、彼女が今何を求めているのかを理解できず、良かれと思って発する言葉が、かえってリンダを苛立たせてしまう。
そんなチャールズを演じるのは、『トゥルー・ロマンス』『ヘザース/ベロニカの熱い日々』をはじめ、「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」など、幅広い作品で存在感を放ってきたクリスチャン・スレイター。1980年代からハリウッドで活躍を続け、主演から個性派まで幅広い役柄を演じてきた彼が、本作では意外性のあるカメオ出演を果たしている。
本作では、これまで声だけで存在していたチャールズが、物語の終盤でついに姿を現す。電話越しでは“心配性でやかましい夫”にも見える彼が、実際にリンダと向き合ったとき、どのような姿を見せるのか――その登場は、観客に思わぬ驚きをもたらす。今回解禁される場面写真では、そんなチャールズの姿を捉えている。
メアリー・ブロンスタイン監督は、チャールズについて「私たちは皆、あの感覚を知っていると思う。愛する人が壊れかけているのに、そばにいてあげることができず、無力感を抱くこと。それと同時に、この男が何を言っても、必ず相手を不快にさせてしまうという感覚もある」と語っている。
さらに監督は、「リンダのように不安にもがいている人は、慰められたいわけではない。『大丈夫だよ』なんて言ってほしくもない」としたうえで、「問題の外側にいる人間には――チャールズがそうであるように――どうすれば適切に助けられるのかなんて、分かるはずがない」と説明する。
そして「映画を観た男性の多くは、チャールズに感情移入するみたい」と監督が語るように、彼は単なる“口うるさい夫”ではない。心配しているのに、何を言っても相手を不快にさせてしまう。そんなチャールズの姿にも注目だ。映画『ワンオペレーション』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて絶賛公開中。
まとめ(注目ポイント)
- 『ワンオペレーション』公開中9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開中のA24作品。
- クリスチャン・スレーターが夫チャールズ役長期出張中で電話越しに登場していたリンダの夫チャールズを演じるクリスチャン・スレーター。
- “電話の向こう”の夫が終盤に登場これまで声だけで存在していたチャールズが、物語終盤でついに姿を現す場面写真を解禁。
- 監督が語るチャールズの人物像メアリー・ブロンスタイン監督が、愛する人を心配しながら無力感を抱えるチャールズについて説明。
ワンオペレーション
2026年9月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
STORY
家事と育児、セラピストの仕事に追われるリンダは、原因不明の病を抱える幼い娘の世話に追い詰められていた。顧客の患者への対応、娘の担当医からの叱責、出張中の口うるさい夫からの電話──休まる暇もない日々の中、自宅アパートの天井が突然崩落し、娘とともに海辺の格安モーテルへ移り住むことに。誰にも頼れない孤独のなかで限界を迎えた彼女は、思いもよらぬ事態へと飲み込まれていく──。
監督・脚本:メアリー・ブロンスタイン
出演:ローズ・バーン、コナン・オブライエン、エイサップ・ロッキー、ダニエル・マクドナルド
2025年/アメリカ/英語/113分/2.39:1/5.1ch/カラー/原題:If I Had Legs I’d Kick You/日本語字幕:堀上香/配給:東京テアトル、シンカ
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