豪華スタッフ&キャストが放つ、新感覚 SF エンターテイメント『カオス・ウォーキング』の本編映像が初解禁された。名優マッツ・ミケルセンが本作において重要な事象となる“ノイズ”とは何たるかを解説する劇中シーン。“フォース”ならぬ“ノイズ”について真剣に耳を傾けるデイジー・リドリーの表情にも注目だ。

本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作小説を大ヒットメーカーのダグ・リーマン監督が映画化した新感覚のSF映画。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されているトム・ホランド。共演には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセンと豪華キャストが顔をそろえている。
今回解禁する本編映像は、プレンティス首長(マッツ・ミケルセン)が、本作の重要な事象でありキーワードとなる“ノイズ”についてヴァイオラ(デイジー・リドリー)に説明するワンシーン。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演したマッツ、『スター・ウォーズ』続三部作のデイジーという、『スター・ウォーズ』キャストの貴重な共演が実現したシーンだ。
顎髭を蓄え、より一層渋くなったマッツ扮するプレンティス首長は、突然頭から煙のようなものを出し始める。これが可視化された“ノイズ”である。そして聞こえる、囁くようなボイス。突然の怪異に、デイジー・リドリー演じるヴァイオラも絶句せざるを得ない。
すべてを悟ったような眼差しと重低音響く声でプレンティス首長はこう説明する。「驚いただろう? “ノイズ”だ。この星に来てこうなった。思考がさらけ出される。害はないがね。うまく制御できる者もいる」と。
あっけにとられながらもヴァイオラは「私の思考も?」と質問。するとプレンティス首長は「聞こえない。女には作用しなかった」と否定し、過去形で答える。ヴァイオラが「女の人たちは?」と続けて尋ねると、プレンティス首長の口からはとんでもない事実が語られる。「死んだ」と…。
物語のキモとなる“ノイズ”の概要は理解できた。しかしなぜ女性には作用せず、なぜ女性たちは死に絶えなければならなかったのか!? 一つの答えが提示されたことで、さらに生み出されたクエスチョン。なぜプレンティス首長はそこまで悟ったような面持ちでいられるのだろうか。その答えはスクリーンで確かめてみよう。
『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)より TOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国公開。
カオス・ウォーキング
2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開
<STORY>西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく──。
<出演> トム・ホランド デイジー・リドリー
マッツ・ミケルセン デミアン・ビチル シンシア・エリヴォ ニック・ジョナス デヴィッド・オイェロウォ
<原作> 『心のナイフ』〈混沌(ルビ:カオス)の叫び1〉パトリック・ネス著 金原瑞人 樋渡正人訳(東京創元社)
<脚本>パトリック・ネス&クリストファー・フォード
<監督> ダグ・リーマン
【原題】CHAOS WALKING/2021年/アメリカ・カナダ・香港/英語/109分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/G/字幕翻訳:大西公子
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
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