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DUNE/デューン 砂の惑星』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、『DUNE』を三部作として制作したいことを明かした。フランク・ハーバートの原作「デューン」シリーズは6作品で構成されているが、その2作目「デューン砂漠の救世主」までを映画化する構想があるという。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
Gage Skidmore, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons
「これは『DUNE』であり、『DUNE』 は大きな物語です」

『DUNE/デューン 砂の惑星』は1965年に発表された名作SF小説を『ブレードランナー 2049』のヴィルヌーヴ監督が映画化したSF超大作。 全宇宙から命を狙われる身となる主人公ポールの数奇な運命が、ティモシー・シャラメをはじめ豪華キャスト共演で描かれる。世界中での大ヒットを受けて、先日ついに続編制作が決定し、全米では2023年10月20日公開、日本は2023年公開を予定していることが発表された。

しかし監督によれば、じつは『DUNE』は二部作ではなく三部作として構想しているのだという。『Entertainment Weekly』のインタビューで次のように語っている。

「私は常に3本の映画を思い描いていました。フランチャイズ映画にしたいわけではありませんが、これは『DUNE』であり、『DUNE』 は大きな物語です。それを称えるためには、最低でも3本の映画が必要だと思います。それが夢です。(ティモシー・シャラメ演じる)ポール・アトレイデスの人生を追うのは素晴らしいと思います。ハーバートは6冊の『DUNE』を書きましたが、書けば書くほどサイケデリックになっていきました。だから、そのうちのいくつかはどうやって脚色できるかわかりません。一度に一つずつですね。『DUNE』 の続編と「デューン砂漠の救世主」を制作する機会があれば、私はとても幸せです」

原作者のハーバートは合計6冊の「デューン」小説を執筆。シリーズが進むにつれて時代が移り変わり、原作2作目『デューン砂漠の救世主』でポールの物語は一区切りがつくので、そこまで映画化したいというのがヴィルヌーヴ監督の願いなのだろう。それはもちろんファンの願いでもあるが、それが実現するかどうかはやはり『DUNE』続編の結果を待たなければならないのかもしれない。続編では『DUNE/デューン 砂の惑星』の続きが描かれるが、ゼンデイヤが演じるチャニが物語のもう一人の主役になっていくという。

『DUNE/デューン 砂の惑星』は現在公開中。

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