世界中で大ヒットを記録したウーピー・ゴールドバーグ主演の音楽コメディ映画『天使にラブ・ソングを…』1作目から約30年、待望のシリーズ3作目の脚本作業が始まったことを、同作のプロデューサーを務めるタイラー・ペリーが明かした。「ウーピーもとても興奮している」と語っている。

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「この映画こそがこの国が必要としているものだと思います」

1992年の映画『天使にラブ・ソングを…』は殺人事件の現場を目撃してしまった歌手が、かくまわれた修道院で巻き起こす騒動を描いた音楽コメディー。アメリカで半年以上のロングランを記録するなど世界中で大ヒットし、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を確固たるものにした。1993年には続編『天使にラブ・ソングを2』も制作された。

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先月、第3弾の監督と脚本家が決定した情報が発表されていたが、このたび「The Hollywood Reporter」の取材に対してプロデューサーのタイラー・ペリーが正式に脚本が進行していることを認め、「ウーピーもとても興奮している」と明かした。

「脚本は現在執筆中で、私はプロデューサーとして参加していますが、監督はしません。素晴らしい監督を迎え、ウーピーもとても興奮しています。私は、この映画こそがこの国が必要としているものだと思います。映画の中で“ああ歌った”と思えるような、気持ちのいい瞬間が必要なのです。それが私の希望です」

コメントで「素晴らしい監督」として挙げられているのは、『ハイルクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のクリエイター、ティム・フェデリー。『天使にラブ・ソングを』は後にブロードウェイ・ミュージカル化されているが、本作もミュージカル要素が濃いものになるのかもしれない。

ゴールドバーグがデロリス(シスター・メアリー・クラレンス)役で再び出演することも決定。『天使にラブ・ソングを2』の多数のキャストが引き続き登場する可能性があるという。『天使にラブ・ソングを』第3弾はDisney+(ディズニープラス)で配信される予定。

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