ドナルド・トランプ前アメリカ合衆国大統領の息子が先日、映画撮影中に誤射事件を起こしたアレック・ボールドウィンを嘲笑するようなフレーズを書いたTシャツをSNSで販売したことが物議を呼んでいる。

"Alec Baldwin" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
トランプを批判することで喝采を受けたボールドウィンへの報復の意味合いか
ニューメキシコで新作『Rust』撮影の合間に実弾が入った銃を渡され、撮影監督のハリーナ・ハッチンズを誤射して死亡させたアレック・ボールドウィンを揶揄するような言葉「銃は人を殺さない。アレック・ボールドウィンは人を殺した」“guns don't kill people, Alec Baldwin kills people”をプリントしたTシャツをネット上で販売したのはドナルド・トランプ・ジュニア。
この事件で大きなショックを受けていることを明かしたボールドウィンをさらに傷つける行為の裏には、かつてボールドウィンがTV『サタデー・ナイト・ライブ』でトランプ前大統領の物まねをして、トランプを批判することで喝采を受けたことへの報復の意味があるとみられている。
またトランプ氏は24年の大統領選に再出馬するという噂もあり、銃愛好家に向けた政治的な意味合いもあるのではという米メディアの見方もあるようだ。ちなみにトランプ・ジュニアは銃愛好家として有名とか。