『ウエスト・サイド・ストーリー』『ローマで起こった奇妙な出来事』『スウィーニー・トッド』など数々の名作の作詞や作曲を手掛けたスティーブン・ソンドハイムが11月26日コネチカット州の自宅で死去したことがニューヨークタイムズなどで報じられた。91歳だった。
Embed from Getty Imagesスティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』にも絶賛の言葉を贈っていた
ソンドハイムは1957年公演の『ウエスト・サイド・ストーリー』の作詞を手がけたことをはじめ、『ジプシー』『フォリーズ』『リトル・ナイト・ミュージック』『スウィーニー・トッド』『イントゥ・ザ・ウッズ』などのヒット作で作詞・作曲を次々担当。グラミー賞、トニー賞を何度も受賞し、映画『ディック・トレイシー』ではアカデミー賞主題歌賞も受賞。『ジョージの恋人』ではピューリッツァー賞も受賞している。
全米では12月公開となるスティーヴン・スピルバーグ監督のリメイク版『ウエスト・サイド・ストーリー』もすでに鑑賞しており、絶賛の言葉を贈っていた。リン=マニュエル・ミランダ監督の『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』には主人公を励ます恩師的な役割で登場するキャラクターになっている。

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