米メディア「USAトゥデイ」が「Best movies of 2021」として2021年のベスト映画10本を発表した。ベスト1は英国のダイアナ元皇太子妃を描く『スペンサー』。 日本映画『ドライブ・マイ・カー』 も選出されている。

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1位に選ばれた『スペンサー』はダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描く作品。「一瞬の絶対的な喜びの瞬間を見事に捉えている」として、「非常に優れた映画」と絶賛している。ダイアナを演じるクリステン・スチュワートはキャリア史上最高の演技ともいわれ、アカデミー賞も最有力の一人とされている。日本では2022年公開予定。
6位に選出されたのは村上春樹の短編小説を西島秀俊主演で映画化した日本映画『ドライブ・マイ・カー』。 「濱口竜介監督の美しくも精緻な日本のドラマ」と高く評価している。現在国内外の賞レースを席巻している『ドライブ・マイ・カー』は第94回アカデミー国際長編映画賞のショートリストの15本にも選ばれており、本ノミネートにも期待が高まっている。全国公開中。
また現在全米で大ヒット街道を驀進中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は9位に選出。「『アベンジャーズ/エンドゲーム』以上の超大作はないと思っていたら、今度は『スパイダーマン』史上最高の映画がやってきた」と想像を超える出来栄えに喝采を送っている。日本は2022年1月7日(金)全国公開。
ベスト10は以下の通り。
米メディア「USAトゥデイ」が選んだ2021年のベスト映画10
1 スペンサー
2 ファーザー
3 ザ・グリーン・ナイト(原題)(The Green Knight)
4 tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!
6 ドライブ・マイ・カー
8 ウエスト・サイド・ストーリー
9 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
10 リコリス・ピザ(原題)(Licorice Pizza)