米「CBSニュース」が「The 10 best films of 2021」と題して2021年の映画トップ10を発表した。ベスト1は『ザ・ビートルズ:Get Back』。また現在賞レースを席巻している濱口竜介監督の2作品、『偶然と想像』『ドライブ・マイ・カー』が4位&5位に選出されている。

『偶然と想像』『ドライブ・マイ・カー』は「どちらも傑作」

1位に選出された『ザ・ビートルズ:Get Back』は『ロード・オブ・ザ・リング』の巨匠ピーター・ジャクソンが「ザ・ビートルズ」の60時間以上の未公開映像と150時間以上の未発表音源を復元・編集した作品。元々は長編映画として企画されていたが、3部構成のドキュメンタリー・シリーズとして制作された。「ザ・ビートルズの個性、緊張感、友情がかつてないほど率直に映し出されている」「半世紀も前の出来事であるにもかかわらず、衝撃的なほど現在の出来事として感じさせてくれる」と絶賛し、ジャクソン監督に対して「驚くべき偉業を成し遂げた」と感嘆の言葉を送っている。ディズニープラスで独占配信中。

2位は『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がフランク・ハーバートの名作小説を新たに映画化したSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』。「ヴィルヌーヴ監督のスタッフは、プロダクションや衣装デザイン、撮影、視覚効果、編集など、想像以上の素晴らしい仕事をした」として、「いま我々は『パート2』を楽しみに待つことができる」と2023年公開予定の続編にも期待を寄せた。デジタル先行配信中、2022年3月2日ブルーレイ&DVDリリース。

3位は『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオンが監督、ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めた『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。「キャストは一様に優秀であり、技術スタッフやジョニー・グリーンウッドのスコアも同様である」と制作チーム全体の手腕を称えている。2022年・第94回アカデミー賞の各部門でも最有力とされている一本だ。Netflixにて独占配信中。

そして4位&5位には濱口竜介監督の『偶然と想像』『ドライブ・マイ・カー』をW選出。「日本の濱口竜介監督は、全く異なる2つの作品で両方ともランクインを果たしたが、どちらも傑作であり、脚本と演技の繊細さにおいて彼の才能が表れている」と称賛のコメント。『ドライブ・マイ・カー』は第94回アカデミー国際長編映画賞のショートリストの15本にも選ばれており、本ノミネートにも期待が高まっている。『偶然と想像』『ドライブ・マイ・カー』ともに現在公開中。

トップ10に選出された作品は以下の通り。

米「CBSニュース」が選んだ2021年の映画トップ10

1 ザ・ビートルズ:Get Back

2 DUNE/デューン 砂の惑星

3 パワー・オブ・ザ・ドッグ

4 偶然と想像

5 ドライブ・マイ・カー

6 サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)

7 マクベス

8 コーダ あいのうた

9 Faya Dayi(原題)

10 ドント・ルック・アップ

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