昨年開催されたサンダンス映画祭で観客賞をはじめ史上最多の4冠に輝き、本年度アカデミー賞の台風の目となっている話題作『コーダ あいのうた』がいよいよ1月21日(金)より公開。このたび本作の主人公・ルビーと同じように、歌の力で多くの人を魅了し、飛躍し続ける俳優・歌手の上白石萌音が、映画の魅力を語る30秒のwebスポット映像が完成した。

本作は、サンダンス映画祭で上映されるや、世界のバイヤーがその権利に殺到し、史上最多受賞&史上最高額落札のニュースで世界を沸かせた感動作。2015年に日本でも公開されたフランス映画『エール!』のハリウッド版リメイクだ。「CODA(コーダ)」とは、Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”の意。また、音楽用語としては、楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりの意味も併せ持つ。
海の町で、耳の聞こえない両親と兄と暮らすルビー(エミリア・ジョーンズ)は、幼い頃から家族の“通訳”となり、家業の漁業を毎日欠かさず手伝っていた。高校で合唱クラブを選択したルビー。彼女の歌の才能に気づいた顧問が、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、夢よりも家族の助けを続けることを選ばざるを得ない彼女は…。
このたび完成したWEBスポット映像では、この映画を一足早く鑑賞し、深く感動・共感した上白石がその魅力を語っている。
映像は上白石が「泣いて笑って、こうやって(口を押さえて)ないと、わんわん泣いちゃいそうで」と、鑑賞後の興奮が未だ冷めやらぬ気持ちを語るシーンから始まる。
続いて「家族はみんな耳が聞こえないので、ルビーの<歌声が分からない><聞こえない>。でも悲劇のヒロインっぽくなることもなく、負けん気みたいなものを燃やして頑張る姿って、凄く勇気になりますね」と映画の見どころを熱く語り、「『歌うとどんな気持ちになるの?』って私にはちょっと共感しすぎてボロボロ泣いちゃいましたね」と、歌手としても活躍する彼女が、劇中のシーンと自らの人生と重ね合わせ、共感し、強く心打たれたシーンを明かし、絶賛の声で締めくくっている。
本作を観た感想を改めて問われた上白石は「ここ数年で一番好きな映画です。10回は軽く泣いてます、超えてますね。いや、何回泣いたんだろう…後半ずーっと泣いてました」と告白、“ルビー役のオファーが来たら?”という質問には「絶対やりたいです!」と即答するも、「でもこの役はエミリア・ジョーンズさんで完成するものなので、やりたい気持ちは想像にとどめます」と笑顔で加え、さらに「最近会う人みんなに勧めています。これだけは映画館で絶対に観て欲しいです」と熱を込めて語った。
『コーダ あいのうた』は1月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。

コーダ あいのうた
2022年1月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ「ロック&キー」、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ『シング・ストリート』、マーリー・マトリン『愛は静けさの中に』
原題:CODA|2021年|アメリカ・フランス・カナダ|カラー|ビスタ|5.1chデジタル|112分|字幕翻訳:古田由紀子|PG12
配給:ギャガ GAGA★
© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
公式HP:gaga.ne.jp/coda