大ヒットサバイバル・アクション映画『バイオハザード』シリーズの原点を描く新たな映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(1月28日公開)より、本編恐怖映像の一部が解禁された。ゲームでも大きな話題を呼んだ“かゆい うま”のメッセージの登場シーンだ。

全世界のシリーズ累計売上本数が1億1700万本を超えるカプコンの大人気ゲームから生まれた、大ヒットサバイバル・アクション映画『バイオハザード』シリーズ。その原点を描くのが『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』だ。1998年9月30日、ラクーンシティ。この日、この街で何が起こったのか?
巨大複合企業アンブレラ社の拠点があるラクーンシティ。この街の孤児院で育った主人公クレア・レッドフィールド(カヤ・スコデラリオ)は、アンブレラ社がある事故を起こしたことで、街に異変が起きていると警告する不可解なメッセージを受け取り、ラクーンシティへと戻ってきた。ラクーン市警(R.P.D)の兄クリス・レッドフィールド(ロビー・アメル)はクレアの言うことをありえない陰謀論とあしらうが、やがて二人は街中を彷徨う住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにする。次々と襲い掛かってくる住民たち。そんな中、二人はアンブレラ社が秘密裏に人体実験を行ってきたことを知るが……。
今回解禁された映像は、ラクーンシティにある兄クリスの家にクレアが到着するシーン。その窓には、髪の抜け落ちた女性が、血に染まった指でメッセージを書いていた。「ITCHY TASTY(かゆい うま)」と。
「かゆい うま」とは、ゾンビになっていく研究所の飼育係が日誌に書き残したメッセージで、「バイオハザード」のゲーム内でも話題を呼んだ場面。ゾンビになるにつれ、人間としての能力が失われていくことを示唆する恐怖のメッセージだ。
クレアはその異様な光景に動けなくなるが、突然大きな音で我に返る。おそるおそる音がしたダイニングテーブルの下を覗き込むと少年がうずくまっていた。優しく声をかけるクレア。しかし次の瞬間、髪が抜け落ちた女性が血に染まったガラスを突き破り侵入してくる! 果たしてクレアは無事に逃げることはできるのか…⁉
本作の監督、脚本を務めたヨハネス・ロバーツはゲームの大ファンで、彼がロケのセット、衣装、そしてキャラクターたちのディテールへ払った敬意と目配りは製作のあらゆる面にまで及んでいる。「バイオハザード」のゲームファンに見つけてもらうために、何十ものイースターエッグを作中にちりばめたという。「どのフレームにも何かしらあるよ」と監督はいたずらっ子のように話す。「僕もゲームファンの1人だから、自分のためにやったことなんだ。だから映画の背景には、ゲームへの敬意を表すものがたくさん隠されているよ」
気になる映画の全貌は劇場で確かめてみよう。『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は1月28日(金)全国ロードショー。
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
2022年1月28日(金)全国ロードショー
原題:Resident Evil: Welcome To Raccoon City
US 公開日:2021 年 11 月 24 日予定
脚本・監督:ヨハネス・ロバーツ
出演:カヤ・スコデラリオ(クレア・レッドフィールド)/ハナ・ジョン=カーメン(ジル・バレンタイン)/ロビー・アメル(クリス・レッドフィールド)/トム・ホッパー(アルバート・ウェスカー)/アヴァン・ジョーギア(レオン・S・ケネディ)/ドナル・ローグ(ブライアン・アイアンズ)/ニール・マクドノー(ウィリアム・バーキン)
配給:ソニー・ピクチャーズ
オフィシャルサイト: https://www.biomovie.jp/