誰もが知る不朽の名作や、密かに人気を博す隠れた傑作を、東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム、テアトル・クラシックス ACT.1「愛しのミュージカル映画たち」が絶賛全国ロードショー中。本特集の6作品で使用されている名曲&トリビアを解説!

往年の映画ファンには古き良き時代の思い出の作品を再びスクリーンで堪能する喜びを、これまで旧作に馴染みのなかった若い世代にはクラシック映画の素晴らしさを年2回の特集上映で届ける「テアトル・クラシックス」。第1弾は「ミュージカル映画」特集として『若草の頃』『イースター・パレード』『巴里のアメリカ人』『紳士は金髪がお好き』『上流社会』『ビクター/ビクトリア』という全6作品を一挙上映する。

若草の頃

主な使用楽曲:『The Boy Next Door』、『The Trolley Song』、『have your self A merry Little Christmas』、『Skip to My Lou』、『You and I』

特に『have your self A merry Little Christmas』は、今なお定番のクリスマスソングとして親しまれている名曲。様々な人にカバーされているが、本作でジュディ・ガーランドが歌ったのが初めて。数々の名曲を残したジュディ・ガーランドの生涯は『ジュディ 虹の彼方に』として映画化され、ジュディ役を演じたレネー・ゼルウィガーは第92回アカデミー賞で主演女優賞を受賞している。

イースター・パレード

主な使用楽曲:『Drum Crazy』、『It Only Happens When I Dance with You』、『Shakin‘ the Blues Away』、『Steppin’ Out With My Baby』、『A Couple Of Swells』

作詞・作曲のアーヴィング・バーリンは正式な音楽教育を受けたことがなく、楽譜の読み書きは出来なかったという。しかし、半世紀にわたり膨大な量の優れたポピュラー・ソングを生み出し、“アメリカのシューベルト”と呼ばれた。

巴里のアメリカ人

主な使用楽曲:『I Got Rhythm』、『Our Love Is Here to Stay』、『’S Wonderful』、『3rd Movement』、『An American in Paris』

劇中で使用されている楽曲は全てジョージ・ガーシュウィン作曲、兄のアイラ・ガーシュウィン作詞によるもので、全11曲が使用されている。全編にガーシュウィン兄弟の名曲がふんだんに使われた本作は、ガーシュウィンの名曲を存分に楽しむことができる。

紳士は金髪がお好き

主な使用楽曲:『Bye Bye Baby』、『A Little Girl from Little Rock』、『Diamonds Are a Girl’s Best Friend』

本作でマリリン・モンローがセクシーに歌う「ダイヤモンドは女の子の一番の友達」は、スタンダード・ナンバーとして舞台当時からヒットしていたが、本作でモンローが歌い踊る場面によってさらに多くの人に印象付けられ、マドンナのミュージック・ビデオでオマージュされるなど、後世にも様々な影響を与えている。

上流社会

主な使用楽曲:『High Society Calypso』、『True Love』、『Well,Did You Evah!』、『You’re Sensational』

この作品の主題歌『True Love』は、コール・ポーターの作詞作曲によるもので、劇中ではヨット「トゥルー・ラブ号」の船上でビングとグレースによってデュエットされる。“20世紀を代表する最もアメリカ的な作曲家”と呼ばれる彼が残した楽曲は、本作に記者役で出演しているフランク・シナトラや、本人役で登場するルイ・アームストロングなど、数えきれないアーティストらによって歌い継がれている。

ビクター/ビクトリア

主な使用楽曲:『Le Jazz Hot』、『You And Me』、『Chicago, Illinois』、『Crazy World』、『The Shady Dame from Seville』

音楽を担当したヘンリー・マンシーニはオードリー・ヘプバーン主演の『ティファニーで朝食を』の「ムーン・リバー」でも有名な作曲家。『ティファニーで朝食を』以降、本作の監督ブレイク・エドワーズのほとんどの作品に関わっている。

テアトル・クラシックス ACT.1「愛しのミュージカル映画たち」はシネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開中。

開催情報

テアトル・クラシックス ACT.1「愛しのミュージカル映画たち」
2022年2月25日(金)よりシネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開

配給:東京テアトル

公式サイト www.theatres-classics.com

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事