4月1日(金)に日米同時公開される映画『モービウス』から、大迫力のアクションシーン映像が解禁された。モービウスがスーパーパワー“バットレーダー”を駆使し、人間離れしたパワーとスピードでNYの地下鉄を超高速飛行するシーンだ。

原作コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれるモービウスを主人公にした初の映画『モービウス』。「ヴィラン」と「命を救う医師」という二つの顔を持つ彼を、徹底した役作りで知られるアカデミー賞®受賞俳優のジャレッド・レトが演じる。監督は『チャイルド44 森に消えた子供たち』『ライフ』のダニエル・エスピノーサ。
このたび解禁となった本編映像は、超音波の反響を利用したバットレーダーで、瞬時に敵と周囲の状況を感知したモービウスが、NYの地下鉄の気流に乗って超高速移動する、大迫力かつスタイリッシュなアクションシーン。空気の流れをつかんで、まるで全てをコントロールしているかのような姿だ。
『モービウス』のアクションを担当したスタント・コーディネーターのゲイリー・パウエルは、モービウスはおそらくスパイダーマンよりも強いと断言する。「それに加えて、我々は出来るだけ信憑性のあるものにしたかった。ここは超人的なユニバースだとしても、観客にはそれを信じてもらいたかったからね。モービウスが最初にパワーを得たとき、制御不能な状態にある。しかし徐々に力をコントロールする方法を学び、それを自分のために使う」とモービウスのアクションについて解説する。

また、これらのスタントのデザインはレトとの会話が影響しているとし、「ジャレッドとの会話では、彼がキャラクターとしてどのように動くのかを説明してくれて、それによりいくつかのリサーチを行なった。コウモリがお互いをどのように攻撃するのかを調べたんだ」とアクション撮影の裏側を明かしている。
『モービウス』は4月1日(金)全国の映画館にて公開。
モービウス
2022年4月1日(金)全国の映画館にて公開
STORY
天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。彼は幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)のためにも、一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。彼の身体は激変――。全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。しかしその代償は、抑えきれない「血への渇望」だった。まるで血に飢えたコウモリのように、自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つマイケルの前に、生きるためにその血清を投与してほしいと親友マイロが現れる。懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続けるマイケル。しかし NY の街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する――。
原題:MORBIUS
US 公開日:4 月 1 日(金)
監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:マット・サザマ/バーク・シャープレス
出演:ジャレッド・レト/マット・スミス/アドリア・アルホナ/ジャレッド・ハリス/アル・マドリガル/タイリース・ギブソン
©2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.