伊坂幸太郎のベストセラー⼩説「マリアビートル」をブラッド・ピット主演でハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』のオリジナル・サウンドトラックの配信がスタートし、国内盤 CD『ブレット・トレイン オリジナル・サウンドトラック』の発売情報も解禁となった。奥⽥⺠⽣や⼥王蜂のアヴちゃんといった⽇本を代表するアーティストの楽曲が起⽤されている。
本作は⽇本を舞台にしていることもあり、本サウンドトラックには 1969 年に発表されたカルメン・マキのヒット曲「時には⺟のない⼦のように」、ビルボードの Billboard Hot 100 で 1963 年3 週連続 No.1 を記録した坂本九の「上を向いて歩こう」、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌として⼤ヒットした⿇倉未稀の「ヒーロー」(ボニー・タイラーのカバー)、元ハイファイセットの⼭本潤⼦、元オフコースの鈴⽊康博、元ふきのとうの細坪基佳によって結成された Song For Memories による「Five Hundred Miles」(へディ・ウェストのカバー)といった⽇本のアーティストの楽曲が多数収録されている。
中でも、「Kill Me Pretty」は「⽇本のロバート・プラントを探している」という映画監督からのオファーに対して、奥⽥⺠⽣が⾒事な歌唱⼒で応えたというエピソードをもつ本映画のためのオリジナル楽曲だ。レアなハイトーンボイスを披露した奥⽥は「どっからこういう話になったのかよく分からないですけれども、英語の曲ですし、なかなか映画の挿⼊歌でっていうのも珍しい仕事だったなと思いますけど。まあ⼀番は英語だというところで、ちゃんと伝わってんのかな?というのもありますし。結構激しめの曲で、キーも⾼いし、そこもなかなかハードルも⾼かったなと思います」と、ハリウッド映画の挿⼊曲への初挑戦を語っている。
また、映画予告編がグローバルで解禁された当初、⼥王蜂のアヴちゃんが歌う「Stayinʼ Alive」が話題になっていたが、アルバムのデジタル配信にサウンドトラックの1曲⽬を飾るリード曲として本楽曲のフルバージョンもついに解禁された。原曲は映画『サタデー・ナイト・フィーバー』を象徴する楽曲として今もなお全世界で愛されているビージーズの代表曲だ。
映画『ブレット・トレイン』のために制作された本バージョンは、全編を⼤胆に⽇本語詞にアレンジし、アヴちゃんの美しい歌声が映える煌びやかな楽曲となっている。本楽曲起⽤に当たってアヴちゃんは「オーディションの話を去年いただいて、少しの緊張感と楽しみな気持ちで臨むことができました。⼤ヒット曲をどう解釈するか⾃分なりに考え、思いっきりビビらずに表現して、そしてオーディションで合格をいただき、劇中でもとても素敵なシーンにかけていただいております」と振り返っている。
また、映画予告編でも「Stayinʼ Alive」が使⽤されていたことについて「歌い⽅をいつもと違う歌い⽅にしたので、気づかれた⽅がいなかったみたいで、とても素敵な機会に新しい⾃分を持ち寄ることができたんじゃないかなと思って、とても充実感に満ちています」と語っている。
全14曲⼊りの、国内盤CD『ブレット・トレイン オリジナル・サウンドトラック』は9⽉14⽇(⽔)に発売予定。9⽉1⽇(⽊)に劇場公開される映画『ブレット・トレイン』をより深く楽しむアイテムとしてチェックしてみよう。
リリース情報
『ブレット・トレイン オリジナル・サウンドトラック』
デジタル版︓2022年8⽉5日(⾦) 発売
国内盤 CD︓2022年9⽉14 ⽇(⽔)発売予定
SICP-6472 2,400 円+税
購⼊・再⽣リンクはこちら→https://lnk.to/BulletTrainOST
全 14 曲収録
- 「Stayinʼ Alive|ステイン・アライヴ 」
Avu-chan (Queen Bee)|アヴちゃん(⼥王蜂) - 「Power|パワー」
Siiickbrain feat. Pussy Riot|シック・ブレイン feat.プッシー・ライオット - 「Iʼm Forever Blowing Bubbles|アイム・フォーエヴァー・ブローイング・バブルス」
Engelbert Humperdinck|エンゲルベルト・フンパーディング - 「La Despedida|ラ・デスぺディーダ」
Alejandra Sanz|アレハンドロ・サンス - 「My Time to Shine|マイ・タイム・トゥ・シャイン」
UPSAHL|アップサール - 「Kill Me Pretty|キル・ミー・プリティ」
Tamio Okuda|奥⽥⺠⽣ - 「Couple of Fruits|カップル・オブ・フルーツ」
Big Fella|ビッグ・フェラ - 「Tokiniwa Hahano Naikono Yoni|時には⺟のない⼦のように」
Carmen Maki|カルメン・マキ - 「Sweet Thang|スイートサング」
Shuggie Otis|シュギー・オーティス - 「Five Hundred Miles|ファイブ・ハンドレッド・マイルズ」
Song For Memories|ソング・フォー・メモリーズ - 「Holding Out For A Hero (Dance Version)|ヒーロー (ダンス・バージョン)」
Miki Asakura|⿇倉未稀 - 「Sukiyaki|上を向いて歩こう」
Kyu Sakamoto|坂本九 - 「I Just Want To Celebrate|アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・セレブレイト」
Rare Earth|レア・アース - 「Momomon|モモもん」
Dominic Lewis|ドミニク・ルイス
ブレット・トレイン
2022年9月1日(木)全国の映画館で公開
原題: BULLET TRAIN
US公開日:8月5日
原作:伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:ザック・オルケウィッツ
キャスト:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)、サンドラ・ブロック
⽇本語吹替版声優︓堀内賢雄(レディバグ)、⼭本舞⾹(プリンス)、津⽥健次郎(タンジェリン)、関智⼀(レモン)、⽊村昴(ウルフ)、井上和彦(エルダー)、阪
⼝周平(キムラ)、⽴川三貴(ホワイト・デス)
上映時間︓2時間6分
レーティング︓R15+
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