12月1日(木)から4日(日)の4日間、クリスマスシーズンの祝祭感溢れる冬の横浜にて開催される「フランス映画祭2022 横浜」のラインアップ発表記者会見が11月7日(月)に行われ、今年のフェスティバル・ミューズの石田ゆり子らが登壇した。

「(もしフランス映画に出演するなら)大人の素敵な恋愛映画に出たいな」

1993年に始まり、今年で記念すべき30回目を迎えるフランス映画祭。先日は、ロマン・デュリス主演の『EIFFEL(原題)』がオープニング作品に決定し、同日に販売が開始したオープニングセレモニー&上映のチケットの販売も好調な滑り出しを見せ、映画ファンから大きな期待が寄せられている。

『EIFFEL(原題)』
© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films

フランス大使館大使公邸で華々しく行われたラインアップ発表記者会見では、ユニフランス代表のダニエラ・エルストナーをはじめ、フィリップ・セトン駐日フランス大使、山中竹春横浜市長、そして日産自動車株式会社から田川丈二らが出席。

そして今年のフェスティバル・ミューズに決定した石田ゆり子が司会の呼び込みに応じステージに登壇すると、会場は大きな拍手につつまれた。「ボンジュール。石田ゆり子です」とフランス語で笑顔で挨拶した石田は「簡単な言葉ですが、(フランス語で)ここにいられて幸せですと言わせていただきました。身に余る光栄です」と改めて日本語で述べ、「私はフランスの文化が本当に好きで、物心ついた時から憧れていました。映画は、人の心と心をつなぐ世界に共通する芸術だと思います。コロナ禍でなかなか集まれない状況ですが、今年はゲストがいらっしゃるということで、私もたくさんのフランス映画を拝見しながら、日本の素晴らしさを紹介できるように頑張りたいと思います」とフランスへの思いと共に、映画祭への意気込みを語った。

フランスの文化に憧れているという石田は、好きなフランス映画について「たくさんあるのですが、エディット・ピアフやココ・シャネルなど、実在の人物を描いた映画が好き」と返答。

フランスの印象を聞かれると、2018年に映画『マチネの終わりに』の撮影での思い出を披露し、「フランスに住んでいるジャーナリストを演じたので、フランス語のセリフも割とたくさんありました。パリに住んでいる役だったので3週間ほどモンパルナスのホテルに暮らすように滞在できたのがとても幸せな時間で、パン屋さんへ行ったり、お散歩したりしたのがとても思い出深いです。また行きたいですね」とうっとりしながら振り返った。

そして、横浜については「日本が誇る、異国情緒溢れる街だと思います。父が海運会社に勤めていたので、氷川丸をみると、わあ!と思いますね」と子供の頃の思い出を明かした。

会見では本年の映画祭のラインアップが発表(全作品リストは記事下部に記載)。フランスらしさと芸術性の高さを兼ね備えた、個性豊かな作品が勢揃いし、『幻滅』『あのこと』など、2021年のセザール賞を賑わせた作品を含む長編10作品から、短編6作品とバラエティ豊かな作品が選ばれた。

石田は今年の選び抜かれたラインアップについて、弾んだ声で「全部見たい!」といいつつ、デビュー当時からファンだったという、シャルロット・ゲンズブールが主演する「The Passengers of the Night (英題)」や、レア・セドゥの「ワン・ファイン・モーニング(仮)」をとても楽しみにしていると語った。

フランス映画の魅力について質問が及ぶと、「歳をとるとか、人生の中で抗えない部分にぶつかったときに、自然に受け入れる感じが素敵だなと思うんです。人生の先輩たちが本当に美しい」とフランス映画のみならず、フランスにおける女性像に憧れを抱いていることを明かした。もしフランス映画に出演するとしたら?との質問には、「大人の素敵な恋愛映画に出たいな」と胸を膨らませた。

「フランス映画祭2022 横浜」は12月1日(木)~12月4日(日)に横浜みなとみらい21地区中心に開催。

ラインアップ一覧

長編作品
タイトル(日本語)タイトル(フランス語)コピーライト
1EIFFEL(原題)EIFFEL© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films
2フルタイムÀ PLEIN TEMPS© DR
3幻滅Illusions Perdues© 2021 CURIOSA FILMS - GAUMONT - FRANCE 3 CINÉMA - GABRIEL INC. – UMEDIA
4イヌとイタリア人、お断り!Interdit aux chiens et aux Italiens©Les Films du Tambour de Soie
5The Passengers of the Night (英題)LES PASSAGERS DE LA NUIT© 2021 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
6あのことL'événement© 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINÉMA - WILD BUNCH - SRAB FILM
7メグレ(仮)MAIGRET©2021 CINÉ-@ F COMME FILM SND SCOPE PICTURES.
8ロデオRodeo©CG CINÉMA
9ワン・ファイン・モーニング(仮)UN BEAU MATIN© DR
10VORTEXVORTEX© 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS – WILD BUNCH INTERNATIONAL – LES CINÉMAS DE LA ZONE – KNM  ARTEMIS PRODUCTIONS – SRAB FILMS – LES FILMS VELVET – KALLOUCHE CINÉMA Visa d’exploitation N° 155 193
短編作品
タイトル(日本語)タイトル(フランス語)コピーライト
11くすんだ海À la mer poussière© DR
12記憶Mémorable© DR
13風の娘たちLes Filles du vent© DR
14レイモンド、もしくは縦への逃避Raymonde ou l’évasion verticale© DR
15崩れる関係Les Liaisons Foireuses© DR
16姉妹Sororelle© 2019 Papy3D – JPL Films

来日ゲスト一覧(予定)

マルタン・ブルブロン(監督 『EIFFEL(原題)』
ロマン・デュリス(俳優) 『EIFFEL(原題)』
エリック・グラヴェル (監督) 『フルタイム 』
バンジャマン・ヴォワザン(俳優) 『幻滅』
アラン・ウゲット(監督 『イヌとイタリア人、お断り!』
オードレイ・ディヴァン(監督) 『あのこと』
アナマリア・ヴァルトロメイ(俳優)『あのこと』
ミカエル・アース(監督) 『The Passengers of the Night (英題)』
パトリス・ルコント(監督) 『メグレ(仮)』
ローラ・キヴォロン(監督) 『ロデオ』
パスカル・グレゴリー(俳優) 『ワン・ファイン・モーニング(仮)』
メルヴィル・プポー(俳優) 『ワン・ファイン・モーニング(仮)』
ギャスパー・ノエ(監督) 『VORTEX』
エロイーズ・フェルレ(監督) 短編『くすんだ海』『風の娘たち』
クロエ・アリエズ(監督) 短編『崩れる関係』
ヴィオレット・デルヴォワ(監督) 短編『崩れる関係』
ブリュノ・コレ(監督) 短編『記憶』
サラ・ヴァン=デン=ブーム(監督) 短編『レイモンド、もしくは縦への逃避』
ルイーズ・メルカディエ(監督) 短編『姉妹』
フレデリック・エヴァン(監督) 短編『姉妹』

開催情報

フランス映画祭2022 横浜
Festival du film français au Japon 2022

■期間・会場:2022年12月1日(木)~12月4日(日) 全4日間
■会場:横浜みなとみらい21地区中心に開催
■主催:ユニフランス
■共催:横浜市、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
■特別協賛:日産自動車株式会社
■公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2022/

フランス映画祭2022 横浜 ©unifrance

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