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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などのクエンティン・タランティーノ監督が自らの「引退」について今の心境を明かした。タランティーノ監督はかねてから「長編映画を10本しか監督しない」と公言してきた。

"Quentin Tarantino" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0

「ほとんどの監督は、最後にひどい映画を撮っています」

92年のデビュー作『レザボア・ドッグス』から最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』まで、『キル・ビル』2部作を1本の映画としてカウントすると、タランティーノはこれまでに9本の長編映画を監督してきた。「長編映画を10本しか監督しない」という宣言の通りであれば、映画監督としてのキャリアはあと1本だけということになる。タランティーノ監督がまだ58歳ということを考えれば、あまりに早すぎる引退にも思われる。

しかし監督には「早期引退」を希望する確かな理由があるようだ。「Pure Cinema Podcast」に登場した監督は次のように明かしている。

「ほとんどの監督は、最後にひどい映画を撮っています。たいてい「最後の映画」が「最悪の映画」になるんです。60年代後半から70年代、80年代後半から90年代に最後の映画を撮ったほとんどの監督がそうでした」

そして『俺たちに明日はない』のアーサー・ペン監督を例に挙げ、「私はこの監督の大ファンというわけではありませんが、ペン監督の最後の映画が『ペン&テラーの死ぬのはボクらだ!?』だということは、この世代の監督の最後の作品がいかにひどいものであったかを象徴しています。つまり良い映画でキャリアを終えられることは稀なことですし、驚異的なことなんです」と持論を展開した。

監督の望みはキャリアを最高の映画で締めくくること

タランティーノ監督の望みはキャリアをいたずらに長引かせるのではなく、最高の映画で締めくくるということのようだ。そのため最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が高い評価を受けたことで「もう映画を作らない方がいいかもしれないですね。今マイクを置いても幸せですから」というジョークも飛び出した。

監督が「引退作」である長編10本目に何を撮るかについてはまだ明らかになっていない。『キル・ビル』3作目が作られる可能性も噂されているが、それは“『キル・ビル』三部作”として一本にカウントされるのかもしれない。

タランティーノ監督の最新の仕事は自らが執筆した小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。今月29日に現地で発売される予定。小説版では、ブラッド・ピットが演じたスタントマン、クリフ・ブースの知られざる過去が明かされているという。

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