いよいよ今週末5月27日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開される音楽ドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』の新たな本編映像が公開。本作の案内役を務めるジェイコブ・ディランとともに90年代のデビュー以降第一線で活躍し続けるミュージシャン、ベックが60年代のバンドのあり方とその変遷について語っている。また、みうらじゅん、佐野史郎、永積崇、曽我部恵一ほか、音楽に精通した著名人やミュージシャンから本作への推奨コメントが到着した。
60年代から70年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出したウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』。
このたび解禁された本編映像には、ウェストコースト・ロックに影響を受けたというジェイコブ・ディラン、ベック、キャット・パワー、レジーナ・スペクターが登場。60年代におけるバンドのあり方や曲作りのスタイルとその変遷について分析し語り合っている。
さらに映画の公開に先駆けて本作を鑑賞した著名人から推奨コメントが到着。ボブ・ディランのファンとしても知られ、フォーク・ロックに精通するみうらじゅんは「きっと、そのストレンジなテイストにシビれることでしょう。僕も改めて、だから好きなんだと思いましたから」と本作でフォーク・ロックへの愛を再確認。
自身も音楽活動を行う俳優の佐野史郎は「どんなにあの音楽を蘇らせようとしても過ぎ去った時間と体は戻らない」と、60~70年代のアメリカにおけるフォーク・ロック全盛期に思いを馳せた。
ハナレグミの永積崇は「懐かしいだけじゃなくて、もう一度音楽の美しさを力を奇跡を信じたくなる映画」と、作中で描かれる音楽の持つ力についてミュージシャンとして共感。
サニーデイ・サービスの曽我部恵一は「あの時代のあの場所にタイムスリップ。戻って来たぼくは、リッケンバッカーの12弦エレキが欲しくなった少年だ」と、映画に登場する数々の名曲やミュージシャンに触れ、童心に帰ったことで感じる純粋な音楽愛を綴った。
その他、ホフディランの小宮山雄飛、KIRINJIの堀込高樹、スカートの澤部渡、Summer Eyeの夏目知幸、映画・音楽パーソナリティの奥浜レイラなど音楽に造詣の深い様々な世代の著名人から、現代にも影響を与え続けている60~70年代のフォーク・ロックの隆盛を描いた本作に推奨コメントが寄せられた。コメント一覧・全文は以下にて。
本作の公開を記念して現在タワーレコード新宿店・渋谷店では関連商品購入者に先着で映画ポスターをプレゼントするキャンペーンを実施中。さらに映画の公式SNSでは、貴重な本国イラスト版ポスター(非売品)が3名様に当たる感想投稿キャンペーンや、全国順次公開中の映画『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』と本作の半券をセットで投稿することで、シンコーミュージックの新刊「ウェスト・コースト・ロック読本」が3名様に当たる、2作連続鑑賞キャンペーンなどを実施。誰もが耳にしたことのある様々な名曲の魅力を再発見できる機会となっている。
本国アメリカではたった2館での上映から興行収入335万ドルに達する大ヒットとなったドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』は、5月27日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開。
著名人の推奨コメント(順不同・敬称略)
みうらじゅん(イラストレーターなど)
フォークロックの世界を未だ、菜食と肉食の折衷案くらいに思ってる人も是非、この映画を御覧になって下さい。
きっと、そのストレンジなテイストにシビれることでしょう。僕も改めて、だから好きなんだと思いましたから。
佐野史郎(俳優)
甘酸っぱく切ない60年代から70年代初頭のウエストコーストサウンドに胸が締め付けられる。
けれど、どんなにあの音楽を蘇らせようとしても過ぎ去った時間と体は戻らない。
だからこそ時を超えてひたむきに生きようとすることの大切さを、ラストシーンで思い知らされる。
永積崇(ハナレグミ)
60年代後半ローレル・キャニオンから生まれた音楽の数々。
メロディとアンサンブルの美しさはいつか観たロサンゼルスの夜景に似てる気がした。
遠くどこまでも広がる街の光は、夢のように眩く透き通っていてどこか儚かった。
才能溢れる音楽家達が奇跡的に集まって、遊びながら発見していった音楽の形。
その現象はあの時代だけのことじゃなく、いまも地球のどこかの街で出逢い交わりを繰り返し、僕らの耳に届ける準備をしてるはずなんだ!
懐かしいだけじゃなくて、もう一度音楽の美しさを力を奇跡を信じたくなる映画でした。
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
あの時代のあの場所にタイムスリップ。戻って来たぼくは、リッケンバッカーの12弦エレキが欲しくなった少年だ。
とりあえず今夜はこう叫びたい。「フォークロック最高!」
小宮山雄飛(ホフディラン)
この作品には僕の好きなミュージシャンが全員出ていて、僕の好きな曲が全部詰まってる!
堀込高樹(KIRINJI)
知っている曲ばっかり。でも知らなかったことばっかり。映画を観た後は馴染み深い曲の数々が新鮮に響くでしょう。
澤部渡(スカート)
ステージで、スタジオで、(そして映画館で!)音楽が時代を超えて鳴り響く様子はとても美しく映りました。
私もそうでしたが、60年代のアメリカのロックにどう向き合うべきか戸惑っている若いリスナーにとっても道標のような作品になると思います。
夏目知幸(Summer Eye)
トム・ペティの言葉が刺さった。「何かいいことが起きればいつだって、それは他の場所でも現れる。」
君がやりなよと音楽は訴える。
奥浜レイラ(音楽・映画パーソナリティ)
ローレル・キャニオンの誰かの家に集まって、思惑の外側でギターを弾き声を重ねる。
それがどれだけ創造的で甘美なことだったか。ジェイコブ・ディランでないと聞き出せない赤裸々な当時のエピソード、フィオナ・アップルやノラ・ジョーンズ、ベックらの演奏にその魔法のような時代を想う。
エコー・イン・ザ・キャニオン
2022年5月27日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督:アンドリュー・スレイター 脚本:アンドリュー・スレイター、エリック・バーレット
出演:トム・ペティ、ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、スティーヴン・スティルス、デヴィッド・クロスビー、
グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、フィオナ・アップル、ベック、ノラ・ジョーンズ、キャット・パワー、ジェイコブ・ディラン
2018年/アメリカ/原題:Echo in the Canyon/ビスタ/83分/5.1ch 日本語字幕:渡邊一治
配給:アンプラグド
© 2019 Echo In The Canyon LLC ALL. RIGHTS RESERVED.
公式サイト https://unpfilm.com/eic/
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