ギリシャ最大のテッサロニキ国際映画祭で三冠を獲得し、世界中の映画祭から喝采を浴びた映画『テーラー 人生の仕立て屋』が9月3日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて大ヒット公開中。劇中に登場するドレスが可愛すぎると話題の本作から貴重なデザイン画とドレス写真が一挙解禁された。

大ヒット記念として公開されたのは、衣装デザイナーが手掛けた美しいドレスのデザイン画とその完成した様子のわかるドレス写真。本作に登場する全てのドレスは映画のためだけに作られた完全オリジナルだ。





ベルギー人デザイナー、ジュリー・ルブランのこだわりが詰まったデザイン。ギリシャの青空に映える純白のドレスが並ぶ中、ピンクの華やかなドレスも個性が光る。
本作のメガホンをとったギリシャ人女性監督のソニア・リザ・ケンターマンは大のファッション好きで、「個人を表現する一つの方法としてファッションがあると思います。着ることのできる芸術品」と語る。
また、観客からは「再起をかける主人公ニコスの姿に元気をもらえた」「目が楽しい、ギリシャに行きたくなった!」「私もあんなドレスが着たい、全部美しくてうっとりした!」と絶賛の声が届いている。いよいよ涼しくなってきてファッションの秋が到来。そんな今の時期にぴったりな作品だ。
テーラー 人生の仕立て屋
2021年9月3日(金)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国公開
【STORY】
寡黙なニコスはアテネで36年間、高級スーツの仕立て屋店を父と営んできた。だが不況がギリシャを襲うなか、店は銀行に差し押さえられ、ショックで父は倒れてしまう。途方に暮れたニコスは、なんと手作り屋台で、移動式の仕立て屋を始めることを思いつく。だが店を飛び出してはみたものの、道端で高級スーツは全く売れず、商売は傾く一方。そんなある日、思いがけないオファーを受ける。「ウェディングドレスは作れる?」。これまで紳士服一筋だったニコスだったが、思い切って人生初めてのウェディングドレス作りに挑むことに!隣人の母子に手伝ってもらい、ニコスは女性服の仕立てを学び始める。そして青空の下、オーダーメイドのドレス作りを始めるが―!?
監督・脚本:ソニア・リザ・ケンターマン
出演:ディミトリス・イメロス、タミラ・クリエヴァ
2020年/ギリシャ・ドイツ・ベルギー/ギリシャ語・ロシア語/101分/スコープ/カラー/5.1ch
英題:Tailor 日本語字幕:星加久実 字幕監修:柳田富美子
後援:駐日ギリシャ大使館 配給:松竹
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