園子温監督とニコラス・ケイジという二つの才能の奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメント『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が10月8日(金)より公開されるのに先立ち、本編映像が解禁された。本作のクライマックスにて、百鬼丸よろしく片腕が日本刀となったニコラス・ケイジがTAK∴(たく/アクション監督坂口拓の俳優時名義)と死闘を繰り広げるシーンの一部だ。あわせて出演だけでなくアクション監督としても活躍したTAK∴からのコメントも解禁された。

TAK∴「ニコラスの芝居が素晴らし過ぎて自分の芝居が素に戻った」

このたび解禁された映像では、サムライタウンにやってきたニコラス・ケイジ演じるヒーローと、街を守るTAK∴が一騎打ちとなり、緊張感がみなぎる瞬間が捉えられている。

本編では、約5分にわたって激しいアクションシーンが繰り広げられるが、本作に出演しアクション監督も務めるTAK∴はインタビューにて、「ニコラス・ケイジにアクションを教えたのは深夜のホテル」だったと明かし、「(ニコラスは)理解する能力が長けていて、アクションに言葉はいらなかった」と振り返っている。

そして、今回一部解禁されたラストバトルでは「ニコラスの芝居が素晴らし過ぎて、自分の芝居が素に戻ってしまった!」というくらい、完成度の高いものができたと語る。本作のクライマックス、映画史に残るニコラス・ケイジとTAK∴のラストバトルの続きは劇場で確認してみよう。

本作は数々の問題作を世に送り、常に日本映画界の話題をさらい続けている園子温監督のハリウッド・デビュー作。架空の未来都市サムライタウンを舞台に、悪名高き銀行強盗のヒーローの活躍を描く。ケイジの脇を支えるハリウッド俳優に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍するTAK∴らに加え、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園子温監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK 連続テレビ小説「エール」(20)などで活躍した潤浩(ゆんほ)などが参加した。不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメントだ。

作品情報

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
2021年10月8日(金)より、TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー

【STORY】
世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モーズリー)の魔の手を逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)をゴーストタウンから連れ戻すよう命じられた悪名高き銀行強盗ヒーロー(ニコラス・ケイジ)。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ない!ヒーローの運命やいかに?!

フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウエスタン、チャンバラ、SF・・・ジャンルを横断する「フィクションならではの楽しみ」が映画から溢れ出る!不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメントがここに誕生した。


監督:園子温
ニコラス・ケイジ ソフィア・ブテラ ビル・モーズリー ニック・カサヴェテス
TAK∴ 中屋柚香 YOUNG DAIS 古藤ロレナ 縄田カノン
脚本:アロン・ヘンドリー レザ・シクソ・サファイ 音楽:ジョセフ・トラパニーズ
原題:Prisoners of the Ghostland

2021/アメリカ/105分/カラー/PG-12 提供:POTGJPパートナーズ

配給:ビターズ・エンド

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