第78回ゴールデングローブ賞にて俳優部門2部門のノミネートを果たした話題作『モーリタニアン 黒塗りの記録』の特別映像と場面写真が解禁された。9・11の「負の遺産」として悪名高いグアンタナモ収容所の知られざる「差し入れ事情」が明らかになっている。容赦のない拷問に耐えてきたモハメドゥ氏にとって楽しみだったその差し入れとはいったい…?

映像には世界的に有名なファストフードチェーンのマスコットも登場⁉

本作は、9.11同時多発テロの首謀者の1人として拘禁された男の衝撃の実話を映画化した作品。オスカー女優ジョディ・フォスターをはじめ、ベネディクト・カンバーバッチ、タハール・ラヒムら実力派俳優の共演が実現した。

今回解禁された映像は、タハール・ラヒムが演じるモハメドゥ氏が長らく拘禁されていたグアンタナモ基地の差し入れ事情が明らかになる貴重なシーン。ジョディ・フォスター扮するナンシー弁護士による差し入れが彼にはささやかな楽しみになっていたという。

映像は、一台のバスがグアンタナモ湾を走るシーンから始まる。バスの中では軍人が「グアンタナモ基地へようこそ。ここは米国の司法の管轄外です」と言って、特殊な場所だけに基地内や収容所の細かなルールを告げた後、「差し入れを買うならここでどうぞ」と観光バスのガイドが人気のお土産屋を紹介するような口調でいうと、バスも止まる。

止まったバスの窓に映るのは、あの世界的に有名なファストフードチェーンのマスコットに似ている“彼”。ピエロの格好をして涙を流していない点はまったく同じ。彼を見つめるナンシー弁護士とテリー弁護士(シャイリーン・ウッドリー)。やがて購入したナンシー一行を乗せたバスはついにグアンタナモ基地内の収容所に入っていく。

そのファストフードチェーンは本当にグアンタナモ基地内にある。キューバでありながら基地はアメリカ領なので、国内店という扱い。しかし現地の人が買いたくても簡単に入れるところではない。当たり前だが購入者は基地の関係者のみ。

権利関係の問題で劇中ではこのファストフードチェーンの名前は出てこない。そのため解禁された場面写真の中のフィッシュバーガーを入れた紙袋にあのロゴは入っていない。

モハメドゥ氏にこの件について「映画では初回になっていたけど、実際にはナンシーは面会のたびに色々と差し入れをしてくれていた。フィッシュバーガーも何度かあって食べたよ!」と語っている。

作品情報

モーリタニアン 黒塗りの記録
2021年10月29日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

監督:ケヴィン・マクドナルド『ラストキング・オブ・スコットランド』 『消されたヘッドライン』
出演:ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバ―バッチ、タハール・ラヒム、シャイリーン・ウッドリー、ザッカリー・リーヴァイ
原作:モハメドゥ・ウルド・スラヒ「モーリタニアン 黒塗りの記録」(河出文庫)

2021年/イギリス/英語・アラビア語・フランス語/129分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/5.1ch/原題:THE MAURITANIAN/G/字幕翻訳:櫻田美樹 
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ

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公式サイト kuronuri-movie.com 

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