『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが主演を務める新感覚SF映画『カオス・ウォーキング』がいよいよ明日11月12日(金)より公開されるのを前に、キャストたちのセリフ、サウンドエフェクトが立体的に聞こえてくる新感覚の“没入型”スペシャルトレーラーが解禁された。立体音響とは、音を録音再生する際に3次元的な音の方向や距離、拡がりなどを再生する方式。本動画ではイヤホンやヘッドホンで聞くことでその立体音響を仮想で表現したバイノーラルmixの音響を楽しむことができる。

「ノイズ」シーンでは左右に音が揺れながら聞こえてくる

本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を大ヒットメーカーのダグ・リーマン監督、トム・ホランド主演で映画化した作品。西暦2257年、男たちの頭の中の考えや心の中の想いが「ノイズ」としてさらけ出されるようになった 「ニュー・ワールド」を舞台に、若い青年トッドと地球からやって来た唯一の女性ヴァイオラの逃避行を描く。共演には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリー、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセンと豪華な顔ぶれがそろった。

今回解禁された動画は、 映画の臨場感を味わうことができる没入型の特別トレーラー。イヤホンやヘッドホンで視聴することで、映像に合わせてサウンドエフェクトが右から左に移動して聞こえたり、キャラクターがすぐ隣にいるかのように左から囁かれたり、「ノイズ」シーンでは左右に音が揺れながら聞こえてくる。

さらに映像面にもギミックが仕込まれており、声が聞こえてくる場所に字幕が表示され、画面全体で映像を楽しめる仕組みとなっている。まるで実際に「ニュー・ワールド」にいるかのような錯覚を覚える映像だ。

動画の制作は、二次元と音に特化したサービスやコンテンツなどを運営する株式会社エイシスによるもので、これまでもアカデミー賞国際長編映画賞受賞作『アナザーラウンド』でお酒が注がれる音を立体的に表現したASMR特別予告動画なども制作している。

作品情報

カオス・ウォーキング
2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開

<STORY>西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく──。

<出演> トム・ホランド デイジー・リドリー
マッツ・ミケルセン デミアン・ビチル シンシア・エリヴォ ニック・ジョナス デヴィッド・オイェロウォ
<原作> 『心のナイフ』〈混沌(ルビ:カオス)の叫び1〉パトリック・ネス著 金原瑞人 樋渡正人訳(東京創元社)
<脚本>パトリック・ネス&クリストファー・フォード
<監督> ダグ・リーマン

【原題】CHAOS WALKING/2021年/アメリカ・カナダ・香港/英語/109分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/G/字幕翻訳:大西公子

配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ

© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved

公式サイト:cw-movie.jp

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