トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセンが豪華共演する新感覚SF映画『カオス・ウォーキング』の本編導入シーンの映像が特別解禁された。地球人のクルーを乗せた宇宙船がとある惑星「ニュー・ワールド」に着陸しようとした刹那、とてつもない怪現象が襲い掛かる場面だ。

本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化した作品。西暦2257年、男たちの頭の中の考えや心の中の想いが「ノイズ」としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えた世界ニュー・ワールドを舞台に、男女の逃避行を描く。監督は大ヒットメーカーのダグ・リーマン。
今回解禁された映像は、ヴァイオラ(デイジー・リドリー)ら地球人を乗せた宇宙船が墜落するSF的醍醐味の詰まったワンシーン。
地球にうり二つの新世界「ニュー・ワールド」の大気圏突入まで37秒。新世界からの反応はない。果たして地球からの入植者たちは生存しているのだろうか?
クルーたちは期待と不安を胸に無重力空間を移動し、着陸態勢を整える。大気圏突入時の温度は1649度。激しい火花と震動が機体全体を覆う。ところが襲い掛かってきたのはそれだけではなかった。謎めいたオーブが機内に充満した途端、ヴァイオラの耳には男性クルーの「おしまいだ!死ぬんだ!」「死ぬのが怖い」「逃げろ!」「なにが起きている!?」という声なき声が響き渡った。
異常な衝撃と異常な事態。そして火災発生! 戸惑うヴァイオラの恐怖。船内はカオスを極める。謎めいたオーブこそ、思考が言語となって外に漏れ聞こえる“ノイズ”だった。日本でいうところの“サトラレ”状態だ。
衝撃的墜落と突然の“ノイズ”の出現。この急転直下的展開にヴァイオラ同様、観客もパニックに陥ること必至だ。脱出を試みようとするヴァイオラの命運は!? そして観客はどこへと連れ去られるのか!? ニュー・ワールドで待っているものとは?
『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開。
カオス・ウォーキング
2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開
<STORY>西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく──。
<出演> トム・ホランド デイジー・リドリー
マッツ・ミケルセン デミアン・ビチル シンシア・エリヴォ ニック・ジョナス デヴィッド・オイェロウォ
<原作> 『心のナイフ』〈混沌(ルビ:カオス)の叫び1〉パトリック・ネス著 金原瑞人 樋渡正人訳(東京創元社)
<脚本>パトリック・ネス&クリストファー・フォード
<監督> ダグ・リーマン
【原題】CHAOS WALKING/2021年/アメリカ・カナダ・香港/英語/109分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/G/字幕翻訳:大西公子
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
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