『ゲット・アウト』『アス』に続くジョーダン・ピール監督の最新ホラー映画『ノープ(原題)』(Nope)の米予告編が解禁された。これまでキャストとポスタービジュアルが発表されていたが、ストーリーの詳細は一切伏せられていた。

「ジョーダン・ピールは映画を面白く見せる術を知っている」

『ノープ(原題)』は『ゲット・アウト』『アス』でホラー映画の新たな地平を切り開き、次回作が最も期待される監督の一人になったジョーダン・ピールの待望の長編3作目。『ゲット・アウト』でピールと組んだダニエル・カルーヤが再び出演するほか、『ハスラーズ』のキキ・パーマー、『ミナリ』のスティーヴン・ユァンら注目キャストが集結する。

今回初の公式予告編が公開され、その物語の一部が明らかになった。パーマーとカルーヤが演じるキャラクターは馬の調教事業者。ハリウッド作品のための唯一の黒人経営による牧場という設定のようだ。

映像では、パーマーが自宅で音楽に合わせて踊っていると、照明が落ち、音が突然消える。不気味な静寂の中、馬がいななき、空から光る何かがやってくる。空を見上げ、恐怖で叫ぶ人々。果たして彼らの頭上に浮かんでいるのは何なのか?

最後はパーマーが演じるキャラクターが、超常現象のように何かの力で空へと引きずり込まれるショットで締めくくられる。まるでエイリアンの襲来シーンのようにも見えるが、ポスタービジュアルなどでは「それ」は雲の塊のようにも見える。ますます謎が深まる映像だ。

早くも期待を膨らませる内容にファンからは「ジョーダン・ピールは映画を面白く見せる術を知っている」「映画について多くを語らずとも観客を魅了する数少ない予告編のひとつ」「キキがこのような大きなシリアスな役を得てとてもうれしいです! 彼女はそれに値する人」とコメントが寄せられている。

本作でピールは脚本、プロデューサーも兼任。撮影監督は『ダンケルク』『TENET テネット』などのクリストファー・ノーラン監督とのタッグでも知られる名手ホイテ・ヴァン・ホイテマが務める。

全米公開は2022年7月22日の予定。

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