英国で一世を風靡し、夏目漱石にも影響を与えたといわれるネコ画家ルイス・ウェインの愛の物語を描く『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』のBlu-ray&DVDが7月5日(水)に発売されることが決定した。レンタルも同日リリースされる。

ベネディクト・カンバーバッチとクレア・フォイら英国名優たちの華麗なる共演

19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで大人気だったイラストレーター、ルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか? ネコを描き始めたきっかけと理由とは? そこには、夫を生涯守り続けた妻エミリーと、親友であり人生の師でもあるネコのピーターとの物語があった。たとえ命が尽きても、愛は残された者と共に生き続ける──その美しくも貴い真実を観る者に信じさせてくれる、優しく温かな愛の物語だ。

イギリスの上流階級に生まれ、父亡きあと一家を支えるためにイラストレーターとして活躍するルイス。妹の家庭教師エミリーと恋におちた彼は、大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。以来、ピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にしたルイスは、やがて「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る──。

主人公ルイス・ウェインには「SHERLOCK」シリーズ、『ドクター・ストレンジ』で人気を博し、『イミテーション・ゲーム/ エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞®にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。ルイスの妻のエミリーには、『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、「ザ・クラウン」シリーズ(Netflix)のエリザベス2世役で高い人気を獲得したクレア・フォイ。

そのほか、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』で英国アカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が並ぶ。

もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹の猫たち。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側を離れなかった、黒と白の猫フェリックスは、ペットフードのキャンペーンに主演経験もある名俳優で、CG一切なしの演技を披露し「猫好き」たちの心を鷲掴みにしている。

『シャーロック・ホームズ』、『プライドと偏見』、『ダウントン・アビー』シリーズなど、イギリス映画のお家芸ともいえるコスチュームプレイ。本作では、主要キャラクターの衣装にルイスの絵の猫が着ているカラフルな服の要素を盛り込んだ。魅惑のイラストと美しいコスチューム、そして重厚なプロダクションデザインが19世紀末イギリスの美しい映像世界を紡ぎ出している。

作品情報

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ

【発売日】
2023年7月5日(水)
【価格】
Blu-ray:5,280円(本体価格+税10%)
DVD:4,290円(本体価格+税10%)

【Blu-ray映像特典:約12分】
・特報(30秒)&予告編(80秒)※DVDにも収録
・キャスト・スタッフインタビュー付きメイキング映像
・ルイス・ウェイン解説映像
【Blu-ray封入特典】
・ポストカードセット (ヒグチユウコさん×大島依提亜さんコラボオルタナティブポスターデザイン使用)

※商品の仕様は予告なく変更となる場合がございます。
※レンタル同日リリース

【キャスト】
ベネディクト・カンバーバッチ クレア・フォイ アンドレア・ライズボロー トビー・ジョーンズ
オリヴィア・コールマン(ナレーション)
【スタッフ】
監督・脚本:ウィル・シャープ
原案・脚本:サイモン・スティーブンソン

発売元:キノフィルムズ/木下グループ
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング

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