ジョニー・デップが製作・主演最新作にして話題沸騰中の映画『MINAMATA−ミナマタ−』よりweb限定予告編がお披露目された。『MINAMATA−ミナマタ−』は9月23日(木・祝)にTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開。

世界的ハリウッドスター、ジョニー・デップ。ティム・バートン監督との初タッグとなった『シザーハンズ』で、顔面蒼白、ハサミの手をもつ人造人間という奇抜なビジュアルで一躍有名になり、『ギルバート・グレイプ』や『ショコラ』など、良質なドラマ作品にも数多く出演。メジャーからインディーズまで幅広いジャンルで活躍。2000年以降も『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでの酔いどれ海賊ジャック・スパロウ船長、『チャーリーとチョコレート工場』のおかっぱ工場長ウィリー・ウォンカや、『アリス・イン・ワンダーランド』のおかしな帽子屋マッドハッターなど、クセが強めながらも世界中で愛される数々のキャラクターから、実在の犯罪者を演じた『パブリック・エネミーズ』や『ブラック・スキャンダル』など色気すら漂う伝説のアウトローまで。作品ごとにまったく異なる表情を見せる彼の姿は、カメレオン俳優とも評されている。
そんなジョニー待望の最新作の舞台は日本、熊本県水俣市。水俣にすべてを捧げ、命を削りながら撮影を続けた伝説の写真家ユージン・スミスを演じている。今回、主演だけでなくプロデューサーとして製作にも携わることを熱望したジョニーは、長年憧れだったユージンの遺志を引き継ぎ、まさに今の時代につくられるべき作品だと明言する。
映画でのジョニーの姿は、まさにユージンそっくりだとすぐさま話題に。当時のユージンを知る人たちからも、まるで本人のようだと感動の声が上がっている。さらにジョニーの長年の友人であり、ビジネスパートナーでもある製作のサム・サカールは「私は人生のほとんどで、彼が素晴らしいキャラクターを生み出すのを見てきた。だが、本作での彼は、そんな私まですっかり驚かせてくれた」と感嘆の声をあげる。長年のパートナーですら見たことのない、役者を超越したジョニーの姿がここにある。
このたび解禁されたweb限定予告編では「私にとって一番の挑戦は実在人物を演じる責任だった」とジョニー自身が本作を振り返る。続けて日本人キャストがジョニーの演技を称賛。「そこに居るだけでユージンに見えてくる」と真田広之が語り、國村隼も「ユージン役はジョニー・デップしかいない」と絶賛。
ジョニー・デップ史上最高傑作との呼び声も高い本作。ジョニーがキャリアの全てをかけて伝えたかったことは一体何か、その目で確かめてみよう。

MINAMATA−ミナマタ−
2021年9月23日(木・祝)TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開
【ストーリー】1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。
製作:ジョニー・デップ
監督:アンドリュー・レヴィタス 脚本:デヴィッド・ケスラー
原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーンM.スミス(著)
出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子and ビル・ナイ
音楽:坂本龍一
2020年/アメリカ/英語・日本語/115分/1.85ビスタ/カラー/5.1ch/原題:MINAMATA/日本語字幕:髙内朝子
提供:ニューセレクト株式会社、カルチュア・パブリッシャーズ、ロングライド
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
© 2020 MINAMATA FILM, LLC
© Larry Horricks
公式サイト:longride.jp/minamata/