香港、台北、重慶、別々の土地で育ち、父親の死でお互いの存在を初めて知った三姉妹が、家族と自分自身と向き合っていく物語『花椒の味』より、主演を務める香港のトップスター、サミー・チェンのメイキング&インタビュー映像が解禁された。撮影している間も脚本に感動したと涙を見せる瞬間も収められている。

「三姉妹のうち、私が一番父の近くにいたのに、心は一番離れていた」

ロングの黒髪とメガネ姿、落ち着いていて頑固な性格だが、愛情深く、時にはおちゃめな一面も見せる三姉妹の長女ユーシュー(サミー・チェン)。今回解禁されたメイキング&インタビュー映像では、ユーシュー役のサミー・チェンと監督のヘイワード・マックが、父との関係によって愛に執着してしまったユーシューの心情を語っている。

サミーは「ユーシューは感情を抱え込んでいる人。父親を恨んでいるせいで、いい関係を築けていない。子供の頃にしばらく父親が不在だったから、世の男性を信頼できずにいる。アンディ・ラウは私の元カレ役で、私と父の橋渡しを担っているけど、気の合う彼とも結局破局してしまった」と、ユーシューは父のせいで誰とも心を通わせられなかったと話す。

サミーは撮影している間も脚本に感動したそうで「三姉妹のうち、私が一番父の近くにいたのに、心は一番離れていた。その境遇に同情したわ」と、涙する場面も。

ヘイワード・マック監督は「父親が亡くなってからユーシューは一年かけて気持ちを整理する。本当は父が大好きだったと認めるの。そして長い間、抑圧していた感情を吐露するの」と、最後は自分が解放されるユーシューの気持ちに寄り添っていた。

『花椒の味』は11月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

作品情報

花椒(ホアジャオ)の味
2021年11月5日(金)より 新宿武蔵野館ほか全国順次公開

【Story】
疎遠になっていた父が、突然店で倒れた。ユーシュー(如樹/サミー・チェン)は、会社から病院に駆けつけるが、もう亡くなった後で話すこともできなかった。久しぶりに店に来て、渡された父の携帯から、自分の名前に似た知らない名前を見つける。葬儀の日、台北からプロのビリヤード選手でボーイッシュな次女ルージー(如枝/メーガン・ライ)、重慶からオレンジの髪色で表情豊かな三女ルーグオ(如果/リー・シャオフォン)が現れ、初めて 3 人の異母姉妹が顔を合わせる。香港島大坑(タイハン)にある、父が経営していた火鍋店「一家火鍋」の賃貸契約はまだ残っており、解約すれば違約金も発生する。従業員もいる。ユーシューは、父の店を継ぐことを決心する。しかし、誰もレシピを知らないため、常連客の望む“父の麻辣鍋”のスープが作れない。客足は少しずつ遠のく。ルージー、ルーグオも駆けつけ、三姉妹は、なんとか父秘伝の味を再現しようと奮闘する。


出演:サミー・チェン(鄭秀文)、メーガン・ライ(賴雅妍)、リー・シャオフォン(李曉峰)
リウ・ルイチー(劉瑞琪)、ウー・イエンシュー(吳彥姝)
特別出演:リッチー・レン(任賢齊)、ケニー・ビー(鍾鎮濤)
友情出演:アンディ・ラウ(劉德華)
プロデューサー:アン・ホイ(許鞍華) ジュリア・チュー(朱嘉懿)
脚本・監督:ヘイワード・マック(麥曦茵)
音楽:波多野裕介
2019 年/香港/広東語・北京語/118 分/シネマスコープ/5.1ch/原題:花椒之味/英題:Fagara/日本語字幕:最上麻衣子/字幕協力:大阪アジアン映画祭/G

配給:武蔵野エンタテインメント株式会社

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公式サイト:fagara.musashino-k.jp

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