実在の巨匠指揮者率いる楽団にインスパイアされた感動作『クレッシェンド 音楽の架け橋』(1月28日公開)より、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせる水中キスシーンの本編映像が解禁された。民族の対立を越えた、楽団員2人の恋の行方は…?

監督「これは若者2人のシンプルなラブストーリーでもあります」

本作はヨーロッパからアメリカまで、様々な地域の国際映画祭で上映され、熱い喝采のもと4つの観客賞に輝いた話題作。“世界で最も解決が難しい”とされる紛争で今この時も闘うパレスチナとイスラエルの音楽家の若者たちが、対立や葛藤を乗り越えてオーケストラを結成するという、驚きの実話にインスパイアされた物語だ。和平コンサートが目前に迫った21日間の合宿で、激しく憎しみをぶつけ合う団員たち。ラストに待つ、あらゆる障害を乗り越えた“魂の演奏”とは──? 若者たちを導くマエストロを『ありがとう、トニ・エルドマン』で絶賛されたペーター・シモニシェックが演じている。

このたび解禁された本編映像は、いよいよ和平コンサート前日、楽団員たちが合宿最後の夜を楽しむシーン。そんな中、深刻な顔つきの若者が2人。

プールサイドで「君らは敵だ…」と、嘆くのはパレスチナ出身の青年オマル。彼の言葉を聞くシーラは敵対する民族、イスラエルの出身である。本来なら知り合うはずのない2人の若者は、この和平オーケストラの合宿で運命的な出会いを果たしたのだ。

対立する楽団員たちが互いに激しくぶつかり合う場面でも、まだその憎しみを知らないオマルとシーラは戸惑い、時には涙を流してしまう。そんな同じ思いを持つイノセントな2人の若者は、徐々に心を通わせていくのであった。

しかし2人は和平コンサート後には離れ離れになってしまうのが宿命。紛争で闘うパレスチナ人とイスラエル人が一緒になることは現実的ではない。そんな事情を背景に合宿最後の夜、2人は水中で秘密のキスを交わしたー。

本作の監督であるドロール・ザハヴィは「これは若者2人のシンプルなラブストーリーでもあります。世界を敵に回しても、ただ愛する権利を得るため、そして一緒にいるために大きな犠牲を払う、まるでロミオとジュリエットのような2人を描いています」と語る。パレスチナとイスラエル。民族間の対立を超えた若者2人の愛の行方は、一体どうなるのだろうか。

あわせて新場面写真も解禁。オマルとシーラが楽しそうに動画を撮影している姿や、プールでの美しいワンシーンが映し出されている。

この2月には「ロミオとジュリエット」に着想を得たミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』も公開。「異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?」——そんな問いかけを残す、この冬の2作に注目だ。

作品情報

クレッシェンド 音楽の架け橋
2022年1月28日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国公開

監督:ドロール・ザハヴィ 主演:ペーター・シモニシェック 2019年/ドイツ/英語・ドイツ語・ヘブライ語・アラビア語/112分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:CRESCENDO #makemusicnotwar/日本語字幕:牧野琴子/字幕監修:細田和江

配給:松竹

©CCC Filmkunst GmbH

公式サイト:movies.shochiku.co.jp/crescendo/

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