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世界中で⼤ヒットスタートを果たし、3⽉11⽇(⾦)の日本公開を目前に控える話題作『THE BATMANーザ・バットマンー』の公開直前スペシャルイベントが3月8日(火)に開催。バットマンの⼤ファンであり、吹き替え声優に決定した佐藤隆太と、『ザ・バットマン』の舞台「ゴッサム・シティ」のモデルがアメリカのニューヨークということで、若者を中⼼に絶⼤な⼈気を誇る芸⼈ニューヨークの2⼈が登壇した。

「リドラーのクイズが難しいけど、吹き替えで⾒ると分かりやすいのでおすすめ」

⽇本公開に先駆け、先週3⽉4⽇より世界中で封切りとなった本作は、『ジョーカー』を超えて74カ国でNo.1メガヒットスタートを記録。全世界興⾏収⼊280億円を超えた。また北⽶の週末3⽇間のオープニング興⾏収⼊は、1億2,850万ドル超えの⼤ヒットスタートを切り、2022年に公開された作品ではぶっちぎりの1位を記録。また、コロナ禍以降の公開作品においてオープニング興収1億ドルを突破したのは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』以来2作⽬となっている。

今回公開直前スペシャルイベントでは、登壇ゲストの佐藤隆太(吹き替え声優)、嶋佐和也(ニューヨーク)、屋敷裕政(ニューヨーク)の3人が、2年⽬のバットマンを描いた本作にちなみ、2年⽬の学⽣や社会⼈2年⽬の“2年⽬限定”の観客を招待しトークを繰り広げた。

ニューヨークの2⼈は映画の登場⼈物を意識したファッションで登場。嶋佐はモッズコートにニット帽を被って全⾝緑のバットマンの宿敵リドラーに、屋敷はビシッと黒のスーツでブルース・ウェイン(バットマン)になりきった。2⼈の登場に客席から歓声が溢れ、2⼈は「よかった、ちょっとザワっとした」と会場を沸かせたことに満⾜気。

スーツ姿の屋敷に対し「いつものお前や」という嶋佐からのツッコミが⾶ぶと、「お前こそリドラーと似すぎ!」と屋敷から逆ツッコミが。「本作のなかで、リドラーはほとんどマスクを被って素顔を出さないんですよね。で、リドラーの素顔がずっと気になるんですけど、出てきた瞬間こいつ(嶋佐)だった。今⽇この格好だからリドラーと楽屋⼀緒だった。今⽇のお客さんには本当に悪いんですけど、たぶんリドラー登場した瞬間に笑っちゃうと思います」と、嶋佐が図らずもリドラーを演じるポール・ダノにそっくりであることに冒頭から⼤盛り上がり。

バットマンが住む街ゴッサム・シティのモデルとなった都市はニューヨークとして知られているが、都市と同じ名前だから、という理由で今回のイベントに呼ばれたことについて屋敷は「本当に有難い限りです。ニューヨークという名前だけで、まさかこんな⼤きな映画のイベントに呼んでいただけるとは思ってもみなかったです」とコメント。するとそこですかさず嶋佐が「俺がリドラーに似ているからじゃないの?」とつぶやき、会場は爆笑に包まれた。

ここで、もう⼀⼈のゲストである佐藤隆太も登壇。本作の「吹き替え声優」とMCから紹介され、サプライズ登場した佐藤の姿に、観客から驚きの歓声が⾶び交った。佐藤が演じる役はゴッサム・シティの市⻑、ドン・ミッチェル役。吹き替え参加について佐藤は「昔から⼤ファンだったバットマンに声優という形でちょこっとでも参加させていただき⼤変光栄です」と語った。

収録についての思い出を問われると「参加させてもらえることはとても光栄だったけど、とても難しかったです。まず⼤好きな世界なので邪魔したくないと考えて、最初にオファーをいただいたときはちょっと怯みました。でも演じるキャラクターは重要なポジションだけど、登場シーンはそんなに多くないと聞いてやることを決意しました」と多くのファンに愛される作品に参加する怖さを感じたと、正直な想いを吐露。

続けて「実写の作品で別の役者さんが演技しているところに声だけのせる、というのは、まず役者さんをリスペクトしてそれにフォーカスした声と演技をしなければならないので責任重⼤。本当に難しかったけど光栄な仕事でした」と熱い感想を語った。

また昔からバットマンが⼤好きで、バットマンを⾒て育ったという佐藤は普段から愛⽤しているバットマングッズを披露。海外で買い付けたというTシャツを数枚持参し、バットマン愛を爆発させた。

映画について話が及ぶと、佐藤もニューヨークの2⼈も⼤興奮で感想を語り始め、佐藤は「本当にとんでもないものを観た。今までとは違った新しいバットマンの側⾯を覗き⾒した気分。観客の皆さんはこれから⾒るからネタバレはできないけど、⼀つ⾔えるのは冒頭のタイトルロゴが過去⼀番かっこいいです!」、屋敷は「ヒーローものとか“マン”がつく映画、“マンつく系”のジャンルはあまり観てこなかった⼈⽣なので、本作観てテーマの深い映画であることに驚きました。悪にもちゃんと理由があったり、こんなに複雑で考えさせられる映画だとは。アクションも2Dでみたのに4Dで⾒たような迫⼒があって楽しかったです」、嶋佐も「今までのバットマンと違って、ちょっと社会派サイコサスペンス的な要素もあり楽しめました。リドラーのクイズが難しいけど、吹き替えで⾒ると分かりやすいのでおすすめ」とそれぞれ想いの詰まった感想を語った。

さらに千⿃のノブがスペシャルゲストとして、たった⼆⾔だけの台詞で声優参加しているが、ニューヨークの2⼈は「馴染みすぎててぜんぜん分からなかった」と⾒つけられず悔しさを語った。

すでに先週末に映画の公開がスタートした全⽶では、⼤ヒットスタートを記録。⽇本でも爆発的なヒットを断⾔した佐藤は「全世界280億円越え…すごいですね。『ジョーカー』も⽇本でかなり盛り上がりましたが、その時を超える盛り上がりがあれば映画に関わらせてもらった⾝としては嬉しいです」と語り、屋敷は「僕の“マン”の中ではNo.1!」、嶋佐は「⼤ヒットするでしょう! そして僕がリドラー役の俳優に似ていることが本⼈まで届いてほしい」と⾃信と願望を明かした。

本作で描かれるのは“2年⽬のバットマン”の物語。それにちなみイベントの客席には、学⽣2年⽬や社会⼈2年⽬など、“2年⽬”というキーワードに関係する⼈々が集結。まだまだ未熟なバットマンの姿を応援するべくイベントが開催されたが、3⼈も⾃⾝の2年⽬の頃を回想した。⾃⾝の俳優2年⽬の頃の写真を持ち出した佐藤は20歳の頃を回想し「⾦髪で、ちょうど『池袋ウエストゲートパーク』に出ていた頃です」と紹介。

嶋佐は⼤学⽣2年⽣の頃に⻑い髪の⽑をストレートにし「⼭P」の異名を持っていた武勇伝を語ると「嫌な髪〜〜」と屋敷がぼやき、屋敷の⾼校2年⽣の頃の空⼿少年の姿には、佐藤が「めっちゃイケメン︕」と⼤絶賛。

そして最近19年間の交際を経て結婚を発表した屋敷にMCから「ちょうど奥様と出会った頃では?」と話題を振られると、照れながらも初デートで間接キスを狙ったが失敗に終わった経験を語った。

⼤盛り上がりのトークで充実したイベントの最後には、佐藤が代表して映画をアピール。「他のシリーズでは⾒たことのないような、バットマンがもがき、悩む姿をみることができるので新鮮で⾯⽩い。完成しきっていないバットマンであり、誕⽣物語としても楽しめるので、バットマン映画を初めて観るという⽅でも絶対楽しめます!」と太⿎判を押した。

さらに会場にいる2年⽬の観客たちに向けて「2年⽬という時期は、勝⼿がわかるようになって⾃分のペースを掴み始める時期ですが、慣れもあり新しい挑戦もあり、悩みも増える頃だと思います。ぜひ⾃分の⼒を信じて、バットマンのごとく思いっきり暴れてほしいです」と応援メッセージを寄せ、イベントは和やかに幕を閉じた。

THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)全国公開。

作品情報

THE BATMAN-ザ・バットマン-
2022年3月11日(金)全国公開

STORY
優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親殺害された社会への復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の“バットマン”になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。彼は犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。いったい何のために犯行を繰り返すのか? そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪…。追い詰められたその時、彼の心の中で、何かが音を立てて壊れ始めた―。あなたは世界の嘘を暴き、人間の本性を見抜けるか――。

監督:マット・リーヴス 脚本:マット・リーヴス マットソン・トムリン
キャスト:ロバート・パティンソンコリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか
原題:The Batman

© 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/thebatman-movie/

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