ロバート・ゼメキス監督と名優トム・ハンクスがタッグを組んだ不朽の名作『フォレスト・ガンプ/一期一会』。日本劇場公開からおよそ25年の時を経て、色鮮やかに甦った4Kニューマスター版が絶賛全国公開中だ。本作がもっと面白くなる豆知識、トリビアを一挙紹介。

➀主演はトム・ハンクスではなかったかもしれない!?

トム・ハンクスが演じたフォレスト・ガンプ役は当初はジョン・トラボルタにオファーされていたという。トラボルタはその役を断ったことを後悔しているとか…。ビル・マーレイなども主演候補の一人だったといわれる。

②本作の有名なセリフは「アメリカ映画の名セリフベスト100」に

名言が満載されている本作でも最も有名なセリフが「人生はチョコレートの箱のよう。開けてみないと中身はわからない」。これはアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選んだ「アメリカ映画の名セリフベスト100」の40位に選出されている。

③有名なランニングシーンのモデルになった人物とは?

本作の有名なランニングシーンにはモデルがいる。その人物の名はルイス・マイケル・フィゲロア。1982年、当時16歳のルイスはガンを患っていた友人との約束を守るため、ニュージャージーからサンフランシスコまで60日間かけて走り抜けた。そのエピソードにインスパイアされ、このシーンが生まれたという。また、ランニングシーンでは、トム・ハンクスの弟ジム・ハンクスも代役として走っている。

④脇役も豪華な顔ぶれ!

ガンプ家にやってきてフォレストと遊んでいるデビュー前のエルビスの声を演じたのは、1979年のテレビ映画『ザ・シンガー』で、エルヴィス・プレスリー役を演じたカート・ラッセル。そして、フォレスト&ジェニーの間に生まれたフォレストJr.を演じたのは『シックス・センス』『A.I.』のハーレイ・ジョエル・オスメントと、脇役にも豪華な顔ぶれが登場している。

⑤母親役サリー・フィールドとトム・ハンクスの実際の年齢差は10歳!

サリー・フィールドはフォレスト・ガンプの母親役を演じているが、実際の年齢はトム・ハンクスより10歳年上なだけ。サリー・フィールドは現在75歳、トム・ハンクスは65歳。ふたりは『パンチライン』でも共演している。

⑥映画をモチーフとしたお店が日本にも存在

ガンプとダン中尉が立ち上げるエビの養殖業にちなみ、映画をモチーフとしたお店が日本にも存在している。東京では後楽園と豊洲、大阪のUSJの近くにあるシーフードレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」がそれ。映画を観た後に訪れてみては?

作品情報

フォレスト・ガンプ/一期一会 4Kニューマスター版
2022年3月18日(金)より、角川シネマ有楽町、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

監督:ロバート・ゼメキス
キャスト:トム・ハンクス、サリー・フィールド、ロビン・ライト、ゲイリー・シニーズ、ミケルティ・ウィリアムソン

1994年/アメリカ/142分/カラー/シネスコ/原題:Forrest Gump/字幕翻訳:戸田奈津子/提供:MMCエンタテイメント パラマウント映画

配給:シンカ

©1994 by Paramount Pictures.All Rights Reserved.

公式サイト  https://synca.jp/forrestgump

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