香港、台北、重慶、別々の土地で育った三姉妹が、父親の死でお互いの存在を初めて知り、家族と自分自身と向き合っていく物語『花椒の味』より、3分にも及ぶ貴重な冒頭映像が解禁された。100年以上の歴史を誇る一大イベント「大坑舞火龍」の火の龍が舞うシーンが捉えられている。また長女ユーシューを演じたサミー・チェンのコメントも到着した。

「もしかしたら人は死によってのみ、憎しみが無意味だと悟るのかも知れません」

本作は、父親の死でお互いの存在を初めて知った三姉妹が、父の火鍋店を継ぎ、秘伝のスープを再現する過程を通して家族の温かさを知り、成長していく姿を描く香港映画。三姉妹の長女ユーシューを演じるのは、香港のトップスター、サミー・チェン(鄭秀文)。次女ルージーは、台湾の女優メーガン・ライ(賴雅妍)。三女ルーグオは、リー・シャオフォン(李曉峰)。そのほかリッチー・レン(任賢齊)、アンディ・ラウ(劉德華)ら豪華キャストが集結した。

このたび解禁された冒頭映像は、火の龍が踊る美しい場面から始まる。100年以上の歴史と伝統を持つ中秋節の一大イベント大坑舞火龍に参加しているのは、三姉妹の父ハー・リョン。彼は誰かを見つけ、振り返って優しい笑顔で手招きする。

そこから突如ユーシューの働く薄暗い旅行会社へとシーンは移る。秘書との不倫旅行の手配、不要な電話対応に追われイライラするユーシューに、父が病院にいるという電話がかかってくる。またくだらない電話かといい加減な態度で対応したユーシューだが、「病院に早く来て!」と怒鳴られてしまう。平凡だったユーシューの人生を左右する父の死。今後の展開を期待させる冒頭映像となっている。

ユーシュー役のサミーは自身の役について「ユーシューは感情をうまく伝えられない人で、同時に父親の時折見せる好意を拒絶し、父親に複雑な憎しみを持っています。でも父親の死がその憎しみを消しました。もしかしたら人は死によってのみ、憎しみが無意味だと悟るのかも知れません」と話す。

また異母姉妹を演じた2人に対しては「メーガンもシャオフォンもいい人です。初めて会ったのにすぐに打ち解けて、楽しくお話しできました。私たちはそれぞれ自分の演じる役が大好きなので、だから3人ともすぐに役になりきりリアルな感情で演じることができました」と、本当の姉妹のように仲良くなったと笑顔で答えている。

『花椒の味』は11月5日(金)より 新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

作品情報

花椒(ホアジャオ)の味
2021年11月5日(金)より 新宿武蔵野館ほか全国順次公開

【Story】
疎遠になっていた父が、突然店で倒れた。ユーシュー(如樹/サミー・チェン)は、会社から病院に駆けつけるが、もう亡くなった後で話すこともできなかった。久しぶりに店に来て、渡された父の携帯から、自分の名前に似た知らない名前を見つける。葬儀の日、台北からプロのビリヤード選手でボーイッシュな次女ルージー(如枝/メーガン・ライ)、重慶からオレンジの髪色で表情豊かな三女ルーグオ(如果/リー・シャオフォン)が現れ、初めて 3 人の異母姉妹が顔を合わせる。香港島大坑(タイハン)にある、父が経営していた火鍋店「一家火鍋」の賃貸契約はまだ残っており、解約すれば違約金も発生する。従業員もいる。ユーシューは、父の店を継ぐことを決心する。しかし、誰もレシピを知らないため、常連客の望む“父の麻辣鍋”のスープが作れない。客足は少しずつ遠のく。ルージー、ルーグオも駆けつけ、三姉妹は、なんとか父秘伝の味を再現しようと奮闘する。


出演:サミー・チェン(鄭秀文)、メーガン・ライ(賴雅妍)、リー・シャオフォン(李曉峰)
リウ・ルイチー(劉瑞琪)、ウー・イエンシュー(吳彥姝)
特別出演:リッチー・レン(任賢齊)、ケニー・ビー(鍾鎮濤)
友情出演:アンディ・ラウ(劉德華)
プロデューサー:アン・ホイ(許鞍華) ジュリア・チュー(朱嘉懿)
脚本・監督:ヘイワード・マック(麥曦茵)
音楽:波多野裕介
2019 年/香港/広東語・北京語/118 分/シネマスコープ/5.1ch/原題:花椒之味/英題:Fagara/日本語字幕:最上麻衣子/字幕協力:大阪アジアン映画祭/G

配給:武蔵野エンタテインメント株式会社

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公式サイト:fagara.musashino-k.jp

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